半坪ビオトープの日記

観光

ガラス美術館、北前船廻船問屋・馬場家・森家

複合施設「TOYAMAキラリ」 最終日は富山市内に戻って美術館や旧家を巡る。楽翠亭美術館は残念ながら休館中だったので、ガラス美術館に向かう。富山市ガラス美術館は、「ガラスの街とやま」を目指したまちづくりの集大成として平成27年に開館した。富山市図書…

井波彫刻会館、散居村、庄川温泉

井波彫刻総合会館 井波彫刻総合会館は、250余年の伝統を誇る井波の木彫刻から現代彫刻、工芸作品に至るまで、技術の粋を集めた作品を展示し、伝統産業を発展させるために、平成5年7月3日(い・な・み)に開館した。 井波彫刻総合会館 井波彫刻会館のスケ…

城端曳山会館、福光美術館

城端曳山会館 城端曳山会館では、加賀藩の保護を受けた大工ら匠の技が光る曳山、傘鉾、庵屋台などの伝統工芸品が常時展示されている。城端曳山祭りとは、毎年5月5日に城端で行われている300年の伝統を誇る祭りで、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。 …

射水神社、御車山会館、雨晴海岸

射水神社 高岡古城公園内に射水神社がある。越中国一宮で、旧社格は国幣中社。 射水神社、拝殿 祭神は瓊瓊杵尊だが、歴史的には伊彌頭国造(いみずのくにのみやつこ)の祖神とされる二上神だった。二上神は二上山山麓の二上射水神社に祀られている。射水神社…

辰ノ島クルーズ

辰ノ島クルーズ出航、串山半島 いよいよ、壱岐の最北端に浮かぶ小さな無人島、辰ノ島クルーズに出かける。遊覧船に乗って勝本港を出てまず北に向かう。右手には深緑の串山半島と名鳥島が重なって見え、正面の若宮島との間の仲瀬戸が開けて玄界灘が垣間見える…

早池峰岳神楽

大迫郷土文化保存伝習館(早池峰岳神楽伝承館) 早池峰神社と岳妙泉寺跡の隣に大迫郷土文化保存伝習館(早池峰岳神楽伝承館)があり、岳地区と大償地区に伝わる神楽にまつわる文化遺産を展示解説している。早池峰岳神楽は、往古の時代、早池峰山が信仰の山と…

澄海岬、金田ノ岬、船泊の夕陽

澄海岬 礼文島北部の飲食店がほぼ休業中のため、船泊でようやく見つけた食堂で岩海苔ラーメンを食べた後、ゴロタ岬の南にある澄海(すかい)岬に向かった。礼文きっての絶景スポットとして知られる澄海岬は、その名の通り、澄み渡ったコバルトブルーの海水が…

立山黒部アルペンルート、黒部ダム

黒部ダム行きの電気バス 10月中旬に黒部ダムから立山、宇奈月から黒部峡谷を、数人連れ立って訪ねた。扇沢から立山駅までの立山黒部アルペンルート切符を買い、まずは扇沢で黒部ダム行きの電気バスに乗る。 黒部ダムと黒部湖 黒部ダム駅から220段の階段を上…

瀬戸内町古仁屋

島料理の店リッキ 瀬戸内町古仁屋の二日目は、地元の島料理の人気店リッキに入る。前夜も寄ったが満員だったので予約しておいた。主人が漁師なので刺身の鮮度が良い。まずはマグロの刺身をいただく。 豚耳炙りポン酢 鳥のから揚げやチキンステーキなどもある…

加計呂麻島、実久三次郎神社

古仁屋港「フェリーかけろま」 古仁屋港からは、南の加計呂麻島やその南の請島、与路島への航路がある。20代半ばに島尾敏雄と島尾ミホの小説に感銘し、加計呂麻島、与路島を訪れたことがある。与路島の民宿では、当時の島一番の三線の名手のおばあさんの演奏…

奄美大島中部、奄美市名瀬

大浜海浜公園 初日も二日目も雨なのでマングローブカヌーの予定を変更し、奄美市の大浜海浜公園と奄美海洋展示館に行く。大浜海浜公園は名瀬中心部から最も近く、名瀬随一の海水浴場としてよく整備され、発達したサンゴ礁でのシュノーケリングやダイビングに…

奄美大島と加計呂麻島、奄美の郷土料理

奄美名物の鶏飯 半年ほど前になるが、今年のGWに奄美大島と加計呂麻島を、レンタカーでそれぞれ一周した。初日の昼食は奄美名物の鶏飯と決めていたが、鶏飯発祥の店「みなとや」は満員で行列ができていた。仕方なく奄美パークの食堂で鶏飯を注文した。基本通…

セゴビア、アルカサル

諸王の間 松かさの間の北には諸王の間(Sala de Reyes)がある。壁上部にはアストゥリアス王国のペラーヨから始まり、カスティーリャ王国、レオン王国の歴代王の彫像がずらりと並んでいる。壁の絵画は、「カディス征服」。 フェリペ2世の肖像画 こちらの壁…

セゴビア、アルカサル

アルカサル城 いよいよ標高1000mの高地に位置する城塞都市セゴビアの名城アルカサル城(Alcázar de Segovia)が見えてくる。紀元前にはケルト民族の城が、また、古代ローマ時代には要塞があった場所で、12世紀にカスティリャ王国アルフォンソ6世により改築…

セゴビア、カテドラル(セゴビア大聖堂)

カテドラル(セゴビア大聖堂) 町の中心にあるマヨール広場(Plaza Mayor)の正面にカテドラル(セゴビア大聖堂)が建っている。カルロス1世の絶対主義支配に対する、自治都市を主張するコムネロスの反乱(1520)で大部分が破壊されたが、1525年にカルロス…

セゴビア、ローマ水道橋

サン・ミリャン教会(Iglesia de San Millán) スペイン最後の観光地は、マドリードから北西約100km、標高1000mにある城塞都市セゴビア。15世紀にはカスティーリャ王国の中心として重要な役割を果たした。町の南にあるバスターミナルから北西にあるローマ水…

マドリード、ティッセン・ボルネミッサ美術館、夕食

ワシリー・カンディンスキーの『無題(1922)』 こちらの絵は、モスクワで生まれ、ドイツやフランスで活躍したロシア人画家ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky)の『無題(Sin título,1922)』。カンディンスキーは、モスクワ大卒後、30歳でドイ…

ティッセン・ボルネミッサ美術館

エドヴァルド・ムンクの『日没(1888)』 まだまだ、19世紀後半から20世紀前半の近代絵画が続く。こちらの絵は、ノルウェー出身で、フランスやドイツなど国際的に活躍したノルウェーの代表的画家エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)の『日没(Atardecer,18…

ティッセン・ボルネミッサ美術館

カラヴァッジオの『アレクサンドリアの聖カタリナ』 ティッセン・ボルネミッサ美術館2階の展示はまだ続く。こちらの絵は、バロック期のイタリア人画家カラヴァッジオ(Caravaggio)の『アレクサンドリアの聖カタリナ(Santa Catalina de Alejandria,1598-99…

マドリード、ティッセン・ボルネミッサ美術館

ティッセン・ボルネミッサ美術館 昼食後、プラド美術館の近くにあるティッセン・ボルネミッサ美術館を見学した。ビリャエルモ宮殿を改装した館内に、ティッセン・ボルネミッサ男爵が親子二代に亘り収集した膨大なコレクションが公開されている。 ギルランダ…

マドリード、ソフィア王妃芸術センター、ランチ

スペイン高速鉄道、アベ(AVE) 首都マドリードを中心にバルセロナ、セビリア、バレンシア、マラガなどを結ぶスペイン高速鉄道は、アベ(AVE)と呼ばれる。日本の新幹線のように時速約300kmで走るが、グラナダが含まれていないのが残念だ。マラガからマドリ…

マラガ、カテドラル屋上、夕食

カテドラル マラガのカテドラルは、建設期間が長かったため、ゴシック、ルネッサンス、バロックなど様々な様式が見られる。内部には17の礼拝堂が配されており、そのうちロサリオ礼拝堂にアロンソ・カーノ作の油絵『ロサリオ聖母』、コンセプシオン礼拝堂にク…

グラナダからマラガへ

カテドラル、主祭壇 アルハンブラ宮殿からグラナダ市内に戻り、カテドラルに立ち寄ると、一瞬だけ堂内に入ることができた。黄金色の主祭壇は高さ約45mの円筒形のドームとなっており、大きなフレスコ画や色鮮やかなステンドグラスの窓は美しく見応えがある。1…

ナスル宮殿、カルロス5世宮殿

カルロス5世宮殿 アルカサル手前のアルヒベ広場は、テンディージャの伯爵によって貯水槽の上に作られた。その広場から茂み越しに、ほぼ正方形のカルロス5世宮殿の西側面が見える。カトリック両王の孫であるカルロス5世が、1526年の新婚旅行でアルハンブラ…

アルハンブラ宮殿、裁きの門、アルカサバ

アルハンブラ宮殿とヘネラルフェとの境 イスラム芸術の最高傑作といわれるアルハンブラ宮殿の心臓部のナスル宮殿と、アルカサバ、ヘネラルフェの3箇所は、予約チケットが必要だ。うっかりして予約しなかったため、仕方なく当日販売をあてに朝早くチケット売…

グラナダの夕食

エルビラ門 アルバイシン地区を下りきったところに巨大なエルビラ門(Puerta Elvira)が建っている。つまりこの門は、イスラム時代のグラナダ城内への入り口にあたるので、アルバイシンに歩いて上る時にはここを目印にするとよい。ライトアップされた姿は、…

サン・ニコラス展望台から見るアルハンブラ宮殿

イサベル・ラ・カトリカ広場 大聖堂に入れなかったので、アルハンブラ宮殿を一望する丘、アルバイシンに行くバス乗り場に向かう。イサベル・ラ・カトリカ広場には、イサベル女王とコロンブスの像がある。コロンブスは初め、ポルトガルのジョアン2世に資金援…

グラナダ、カテドラル(大聖堂)

グラナダの宿、オスタル 夕方に着いたグラナダの宿もホテルではなく、安宿のオスタルに予約してあった。オスタル(Hostal)とは、ホテルよりも経済的な宿で、家族経営が多く、マークは「H」の中に小さく「s」が書き込まれている。路地に立ち並ぶ住宅街にある…

セビリアの夕食、フラメンコ、バチカン新年ミサ

タパスの店「TAPAS MEZQUITA」 セビリアで大晦日を迎えたが、夕食は散歩がてらにサンタクルス街を歩いて、賑やかなタパスの店「TAPAS MEZQUITA」に入った。 Pimentos asados この野菜料理は、パプリカのマリネにツナが乗せられた、Pimentos asados。オーブン…

セビリアのランチ、黄金の塔、フラメンコ博物館

アヒルハムコロッケ セルビアのランチは、大聖堂の裏手、郵便局の角を左に回り込んだところにある、レストラン:ベリンシュ(Berrinche)を選んだ。スペイン料理には、生ハムに魚や肉を混ぜたクリームコロッケがあるが、これはアヒルとイベリコ豚のハムを使…