半坪ビオトープの日記

香川

鳴門の渦潮、屋島

うずしお汽船の高速観潮船 大塚国際美術館の裏手にある亀浦漁港から、うずしお汽船の高速観潮船が出航する。イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡と並ぶ世界三大潮流である鳴門海峡の渦潮は、渦の大きさが大潮時には直径20m以上にもなり世界一と…

寒霞渓、表12景

翌朝、小豆島随一の景勝地・寒霞渓を歩いて登った。ロープウェイ駅の脇から「表12景」の遊歩道に入る。入り口には中桐絢海顕彰碑が建っている。中桐絢海(1849-1905)は、江戸で西洋医学を学び、維新後に讃岐で開業した医師。寒霞渓の古称・神懸山をこよなく…

小豆島、ヤマロク醤油、中山千枚田

そろそろ年の瀬が近くなってきたが、5月の連休に小豆島と淡路島を巡ったので、その報告を済ませておきたい。新岡山港からフェリーで小豆島の土庄港に着き、レンタカーを借りてオリーブ公園に近い平井製麺所に直行した。土鍋に入った熱々の釜揚げそうめんは…

栗林公園

最後に高松市内にある日本庭園・栗林公園に寄った。国の特別名勝に指定されている栗林公園は、紫雲山を借景として6つの池と13の築山を配した大名庭園である。 回遊式庭園の南庭と近代的に整備された準洋式の北庭からなり、面積は約74haと特別名勝の庭園の中…

屋島寺、談古嶺

大師堂の左には熊野権現社が祀られており、そこで左に曲がると朱色の鳥居がたくさん並んでいる。蓑山大明神の額があるが、正式には屋島太三郎狸という。太三郎狸は屋島寺の本尊である千手観音菩薩の御用狸として善行を積んだことから、現在は蓑山大明神の法…

屋島寺、本堂

金刀比羅宮のある琴平から高松に戻り、東の標高293mの溶岩台地の半島、屋島を訪れる。ここは那須与一の扇の的や義経の弓流しなどで有名な源平合戦の古戦場の史跡で知られる。 屋島の南嶺に、四国88カ所第84番の屋島寺がある。正式には南面山千光院屋島寺とい…

三穂津姫社、旭社

本宮拝殿の左手には、南渡殿が連なり、その先には三穂津姫社、別名、御別宮の社殿に結ばれている。 三穂津姫社は、拝殿・中殿・本殿とも明治9年(1876)造営の檜皮葺で、本殿は王子造、拝殿は大社関連造となっている。 祭神として、本宮祭神である大物主神…

金刀比羅宮、本宮

旭社の向かって右側に石段があるが、それは下向道(帰路)である。旭社を左手に見ながら廻廊に沿って北へ進み、唐銅の鳥居をくぐる。この鳥居は、慶応3年(1867)に伊予松山松齢講より献納された黄銅鳥居である。 鳥居の先に唐破風と千鳥破風の棟が交錯する…

金刀比羅宮、書院

金刀比羅宮は、金毘羅宮とも書かれ、こんぴらさんと呼ばれて親しまれている。 名物の長い石段が続く参道は、本宮まで785段、奥社の厳魂神社まで1368段を数える。本宮までとしても膝に不安があるので、大門までの365段を参拝登山タクシーで上がった。 二層入…

琴平、讃岐うどん

松山道をひたすら東進して香川県に戻り、金刀比羅宮に向かって、琴平の町で早めの昼食にした。JR琴平駅前から参道を進むと、すぐ右手に金刀比羅宮の北神苑があり、大きな御神木が枝を広げている。北神苑には他にも一里塚旧趾や琴平街道の起点石、並び灯籠な…

讃岐うどん

今年のGW、四国にも高速道がかなり延伸されてきたので、いつものとおりハード気味の日程で四国を一周した。岡山で乗り換え、高松まではJRで向かうので、瀬戸中央自動車道とJR本四備讃線が併設されている瀬戸大橋を渡る。 瀬戸大橋は、瀬戸内海をまたいで本州…