半坪ビオトープの日記

大分

熊野磨崖仏

豊後高田市田染にある熊野磨崖仏は、平安時代後期の磨崖仏とされ、国の重要文化財および史跡に指定されている。磨崖仏への入口は、田原山(鋸山)山麓にある胎蔵寺であり、寺の脇から石段を15分ほど上っていく。 石の太鼓橋を渡り、杉の巨木に囲まれた石段を…

真木大堂

真木大堂に向かう途中、田染八幡神社の北側の凝灰岩層の岩壁に抉られた龕に、覆い堂に保護された元宮磨崖仏を見かけた。近隣の熊野磨崖仏とともに国の史跡に指定されている。 不動明王を中心として、右に矜羯羅童子(こんがらどうじ)、毘沙門天、左に持国天…

国東半島、富貴寺

三日目は大分県の国東半島に向かった。熊野磨崖仏などがある国東半島は、神仏習合の信仰形態をもつ宇佐八幡(宇佐神宮)と関係の深い土地であり、古くから仏教文化が栄えていた。石段の参道入口の両側にはいくつもの石造物が並んでいる。石段左側の石灯籠に…

高千穂峡、阿蘇神社、湯布院

翌朝は早く出かけて高千穂峡のボート遊覧を楽しむ。五ヶ瀬川にかかる高千穂峡は、国の名勝、天然記念物に指定されていて、五箇瀬川峡谷とも呼ばれる。阿蘇カルデラをつくった約12万年前と約9万年前の火山活動による火砕流堆積物が五ヶ瀬川の峡谷にも流れ下…