半坪ビオトープの日記

ローマ

サンタ・マリア・アンジェリ教会、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

バルベリーニ宮殿から共和国広場へ戻る途中、ベージュの濃淡の横縞模様がユニークな教会がある。19世紀の終わりにコスモポリタンな教会としてローマの中心地に誕生した、セント・ポールズ・ウィズイン・ザ・ウォールズ教会という。通称「ローマのアメリカン…

バルベリーニ絵画館

トレヴィの泉から北東に進むと、ベネト通り、バルベリーニ通り、トリトーネ通りなど主要な通りが交差するバルベリーニ広場に出る。広場中央にはバロック彫刻の傑作として知られるベルニーニの噴水「トチトーネの泉」がある。4頭のイルカに支えられた貝殻の…

パンテオン、トレヴィの泉

聖イグナツィオ教会前を西に進むと、ロトンダ広場とミネルヴァ広場に挟まれたパンテオンに至る。このミネルヴァ広場に面してサンタ・マリア・ソープラ・ミネルヴァ教会が建っている。この聖堂は、古代ローマのイシス神殿の跡地に建てられたが、近くに建って…

エマヌエーレ2世記念堂、聖イグナツィオ教会

コロッセオからローマの中心地といわれるヴェネツィア広場まで、フォロ・ロマーノの東側一帯に古代ローマの帝政時代を通じて歴代皇帝達が整備した公共広場があり、フォーリ・インペリアーリと呼ばれる。人口増加によりフォロ・ロマーノが手狭となったため、…

フォロ・ロマーノ

マクセンティウスのバジリカの右手に、サン・フランチェスコ・ロマーナ教会が建っている。教会の右手には考古学博物館があり、その右手にティトゥス帝の凱旋門が建っている。 ティトゥス帝の凱旋門まで下って行くと、その後ろにはコロッセオが認められる。テ…

パラティーノの丘

コロッセオの西側から北西に向かって、古代ローマ時代の中心地の遺跡・フォロ・ロマーノが広がっているが、その南側には古代ローマ建国の地といわれるパラティーノの丘がある。コロッセオの南側には大きなコンスタンティヌス帝の凱旋門が建っている。高さ21m…

コロッセオ

ローマ観光二日目は、古代ローマの中心地、フォロ・ロマーノとクイリナーレの丘周辺が目玉である。朝早くサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂から南に向かうと、トラヤヌス帝の浴場、ドムス・アウレアの脇を通り、コロッセオに着く。この辺り一帯の高台はエ…

ディオクレティアヌス浴場跡

マッシモ宮とその北西にある共和国広場の中間に「ドガリのオベリスク」が建っている。古代ローマに運ばれたこのオベリスクは、イシス神殿近くに建てられたが、その後倒壊し地中に埋もれていた。1883年に発掘され解読されたがまた放置された。エリトリア戦争…

マッシモ宮(ローマ国立博物館)

サン・ピエトロ大聖堂でバチカン市国の見学は終わりにしてテルミニ駅近くに戻る。駅前には五百人広場と共和国広場があり、その西側にマッシモ宮がある。19世紀後半に建てられたネオルネッサンス建築様式のパラッツオ全体がローマ国立博物館に充てられている…

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂の正面にある楕円形の広場は、サン・ピエトロ広場という。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの設計により、1656-67年に建設された。広場の中央には特に目立つ背の高いオベリスクが建っている。高さはオベリスクのみで25.37mあり、バチカン…

ラファエロの間、システィーナ礼拝堂

さて、ラファエロの間へ向かうには、地図の間という幅6mのギャラリーを駆け抜ける必要がある。左右の壁の地図もさることながら、間接照明によって輝いている天井のスタッコ装飾が120mも続くのは圧巻だ。 壁面の大きな地図は、1580-83年に教皇グレゴリウス13…

バチカン美術館、絵画館

バチカン美術館(Musei Vaticani)は、バチカン市国にある、歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館であり、ヴァチカン博物館とも表記する。カトリック教会の総本山、サン・ピエトロ大聖堂の北側に隣接するバチカン宮殿の大部分を占める巨…

ボルゲーゼ美術館、スペイン階段

昨年の暮れから年初にかけて、イタリアのローマやフィレンツェ、フランスのリヨンなどを旅行した。月日が経ってしまったが、写真を見ながら記憶を辿っておきたい。 ローマには夜に着くので宿はテルミニ駅近くにした。通りは工夫を凝らしたイルミネーションで…