半坪ビオトープの日記

沖縄

名残惜しい沖縄料理

南部戦跡巡りの後、残りの時間を国際通りの散策に出かける人を見送り、車を返しに空港へ向かう。その後、土産物を買い求めてから最後の沖縄料理を楽しんだ。 これは、その前の昼食に、首里城近くの「ななほし食堂」で食べた「ゆしとうふ」。ななほし食堂は地…

ひめゆりの塔

ほかに主な南部戦跡は、ひめゆりの塔と旧海軍司令部跡があるが、時間の都合でひめゆりの塔だけ訪れた。ひめゆりの塔とは、沖縄戦末期に沖縄陸軍病院第三外科が置かれた壕の跡に立つ慰霊碑のことで、その名は当時第三外科壕に学徒隊として従軍していたひめゆ…

平和祈念公園

昼食後、帰りの便まで二手に分かれた。のんびり国際通りや壺屋やちむん通りを散策する焼き物趣味の人たちを下ろして、残りは南部戦跡巡りに向かった。本島南部の「沖縄戦終焉の地」平和祈念公園は、糸満市摩文仁の丘陵を南に臨み、東側に険しく美しい海岸線…

首里城、南殿・北殿

正殿に向かって広い御庭(うなー)の右手には「南殿・番所」が並び立っている。「南風御殿(はえのうどぅん)」とも呼ばれた南殿は、日本風の儀式が行われた場所であるが、現在は資料展示に使われている。南殿の2階が裏側にある「書院・鎖之間」に渡り廊下…

首里城、正殿

奉神門をくぐって中に入ると、そこには首里城の中心部が広がる。正面が「正殿」、向かって右が「南殿・番所」、左が「北殿」で、奉神門とともに広い「御庭(うなー)」を囲んでいる。御庭には磚(せん)というタイル状の敷き瓦が並んでいる。この色違いの列…

首里城、守礼の門

最終日の午前中は、首里城を見て回った。琉球王国の象徴だった首里城は今では沖縄を代表する一大観光地であり、世界遺産にも登録されている。入り口の守礼門には、「守礼之邦」という扁額が掲げられている。中国風の牌楼(ぱいろう)という形式の門で、古く…

沖縄料理「ちぬまん」

ブセナ半島の少し南、かりゆしビーチの近くにある「恩納サンセットモール」は、「食べる・体験する・買う・見る」をテーマとする複合施設だが、メインは沖縄料理店「ちぬまん」である。「ちぬまん」とは、テングハギの沖縄方言で、刺身などが美味しい魚の名…

古宇利島・ティーヌ浜、ブセナ海中公園

本部半島の東部にある名護市に属する屋我地島の北にある、今帰仁村に属する古宇利島には、約2kmの古宇利大橋を渡って行く。面積約3㎢、周囲約8kmのほぼ円形の隆起サンゴ礁の島で、3段ほどの海岸段丘で囲まれている。その古宇利島の最北にティーヌ浜があ…

今帰仁城跡

本部半島の西北端にある備瀬から東に進むと、今帰仁城跡がある。城域は南北350m、東西800m、面積37,000平方メートルあり、県内最大級の城(グスク)として名高い。駐車場から見る城跡の右奥に控える二つの峰からなる山は、「クバの御嶽(クボウうたき)」と…

備瀬のフクギ並木

沖縄海洋博公園のすぐ北側に位置する備瀬地区は、碁盤の目のように区画された村落で、約250戸ある住宅のほとんどは、繁茂したフクギの屋敷林に囲まれている。 ナカミチと呼ばれるメインストリートの両脇には、無数に小道が張り巡らされ、沖縄の伝統的景観を…

美ら海水族館、ジンベエ・マンタ

3階から2階におりてくると、美ら海水族館のメインスポット・「黒潮の海」の大水槽が見えてくる。脇から見るときには柱が邪魔になるが、大きなジンベエザメやマンタ、キハダ、カツオや数種のサメなどが悠々と泳ぐ姿に驚く。 ぐるっと回り込んで行くと、奥の…

美ら海水族館、チンアナゴ

「熱帯魚の海」には他にも色々な魚が泳いでいる。大きな青い魚はベラかブダイの仲間と思われる。尾びれが黄色いのが特徴だが、残念ながら名前はわからない。 この大きなエビは、ニシキエビという。相模湾以南に生息し、沖縄では水深50mほどの岩礁やサンゴ礁…

美ら海水族館、熱帯魚

美ら海水族館には9時丁度に到着し、なんとか並ばずに入場できた。美ら海水族館は、本部半島備瀬崎近くにある国営沖縄記念公園・海洋博公園内の水族館で、沖縄本島随一の観光地として人気がある。 海洋博公園内には美ら海水族館の他にも、海洋文化館、沖縄郷…

喜瀬ビーチ、塩川

沖縄中部西海岸には、南から残波岬、真栄田岬、万座毛などの景勝地と、ムーンビーチ、タイガービーチ、万座ビーチ、ミッションビーチなど有名なビーチが点在するが、一番北の喜瀬ビーチには大きなホテルがなくのんびり過ごせる。目の前右寄りには大きな本部…

万座毛

今回の沖縄旅行は2泊と短く、初めての人も半数ほどいるので、南部と中北部の本部半島に絞った。宿泊地である中部の黄瀬ビーチに向かう途中、中部きっての景勝地・万座毛に立ち寄った。万座毛は西海岸の恩納村にあり、隆起した珊瑚岩からなる高さ約20mの崖…

おきなわワールド 

玉泉洞の出口はおきなわワールドの一番奥にあり、すぐに熱帯フルーツ園となっている。マンゴーやパパイヤ、パイナップルなど約100種類450本の熱帯果樹が栽培されている。 この実はレンブ(Syzygium Samarangense)というマライ半島原産種で、リンゴと梨を合…

玉泉洞の鍾乳石

玉泉洞は、南城市の西南端、玉城字前川にある。西隣りの八重瀬町との境を流れる雄樋川の河口近くの港川は、約2万年前に住んでいたとされる「港川人」の人骨の発見場所として有名である。その人骨は全身骨格の形で残っている日本の人骨の中で最も古いとされ…

沖縄、玉泉洞

7月中旬の連休に、知人の退職記念旅行を企画・引率し、大人数で沖縄を訪ねた。レンタカーの受付に手間取り、昼食は予約した「糸満漁民食堂」に間に合わず、近くの「道の駅いとまん」にて、最初の沖縄料理を口にした。簡素な「南の駅食道」の名物「骨汁定食…