半坪ビオトープの日記

2019-01-01から1年間の記事一覧

実久海岸、嘉入の滝

実久海岸 実久海岸にようやく着いたが、どんよりと曇っていてせっかくの実久ブルーも雲の影が写っていまいちさえない。左手先の防波堤まで行ってみることにする。 防潮堤から見た実久海岸 やはり、向かいの防潮堤から実久海岸を眺めたほうがまだ良い。 実久…

加計呂麻島、実久三次郎神社

古仁屋港「フェリーかけろま」 古仁屋港からは、南の加計呂麻島やその南の請島、与路島への航路がある。20代半ばに島尾敏雄と島尾ミホの小説に感銘し、加計呂麻島、与路島を訪れたことがある。与路島の民宿では、当時の島一番の三線の名手のおばあさんの演奏…

瀬戸内町、ホノホシ海岸

マネン崎展望台から嘉鉄湾 雨が激しくなり、南部へ急いで向かうが、峠では土砂降りとなった。瀬戸内町に着くと小降りになった。古仁屋から東のヤドリ浜に向かい、道路沿いのマネン崎展望台から南を眺めると加計呂麻島が見え、東の眼下には嘉鉄湾が見下ろせる…

奄美大島中部、奄美市名瀬

大浜海浜公園 初日も二日目も雨なのでマングローブカヌーの予定を変更し、奄美市の大浜海浜公園と奄美海洋展示館に行く。大浜海浜公園は名瀬中心部から最も近く、名瀬随一の海水浴場としてよく整備され、発達したサンゴ礁でのシュノーケリングやダイビングに…

奄美大島と加計呂麻島、奄美の郷土料理

奄美名物の鶏飯 半年ほど前になるが、今年のGWに奄美大島と加計呂麻島を、レンタカーでそれぞれ一周した。初日の昼食は奄美名物の鶏飯と決めていたが、鶏飯発祥の店「みなとや」は満員で行列ができていた。仕方なく奄美パークの食堂で鶏飯を注文した。基本通…

マコモタケ四品

先月、珍しいマコモタケ(真菰)が手に入ったので、試しに四品作ってみた。 ① 真菰の外皮の葉を取り除き、白いたけのこ状部分の根元を少し切り落とす。 ② ピーマン1個、パプリカ1/6、豚肉50gを千切りし、マコモタケを数ミリ厚さに斜め切りする。フライパ…

セゴビアの昼食、マドリードの夕食

カスティーリャスープ昔風 セゴビアのカテドラルとアルカサルを見学して、トレドから始まったスペイン旅行は終わる。観光地となっているセゴビアでは、どのレストランも名物の子豚の丸焼きを扱っているが、どこも混雑していてなかなかいい店が見つからない。…

セゴビア、アルカサル

諸王の間 松かさの間の北には諸王の間(Sala de Reyes)がある。壁上部にはアストゥリアス王国のペラーヨから始まり、カスティーリャ王国、レオン王国の歴代王の彫像がずらりと並んでいる。壁の絵画は、「カディス征服」。 フェリペ2世の肖像画 こちらの壁…

セゴビア、アルカサル

アルカサル城 いよいよ標高1000mの高地に位置する城塞都市セゴビアの名城アルカサル城(Alcázar de Segovia)が見えてくる。紀元前にはケルト民族の城が、また、古代ローマ時代には要塞があった場所で、12世紀にカスティリャ王国アルフォンソ6世により改築…

セゴビア、カテドラル(セゴビア大聖堂)

カテドラル(セゴビア大聖堂) 町の中心にあるマヨール広場(Plaza Mayor)の正面にカテドラル(セゴビア大聖堂)が建っている。カルロス1世の絶対主義支配に対する、自治都市を主張するコムネロスの反乱(1520)で大部分が破壊されたが、1525年にカルロス…

セゴビア、ローマ水道橋

サン・ミリャン教会(Iglesia de San Millán) スペイン最後の観光地は、マドリードから北西約100km、標高1000mにある城塞都市セゴビア。15世紀にはカスティーリャ王国の中心として重要な役割を果たした。町の南にあるバスターミナルから北西にあるローマ水…

マドリード、ティッセン・ボルネミッサ美術館、夕食

ワシリー・カンディンスキーの『無題(1922)』 こちらの絵は、モスクワで生まれ、ドイツやフランスで活躍したロシア人画家ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky)の『無題(Sin título,1922)』。カンディンスキーは、モスクワ大卒後、30歳でドイ…

ティッセン・ボルネミッサ美術館

エドヴァルド・ムンクの『日没(1888)』 まだまだ、19世紀後半から20世紀前半の近代絵画が続く。こちらの絵は、ノルウェー出身で、フランスやドイツなど国際的に活躍したノルウェーの代表的画家エドヴァルド・ムンク(Edvard Munch)の『日没(Atardecer,18…

ティッセン・ボルネミッサ美術館

カラヴァッジオの『アレクサンドリアの聖カタリナ』 ティッセン・ボルネミッサ美術館2階の展示はまだ続く。こちらの絵は、バロック期のイタリア人画家カラヴァッジオ(Caravaggio)の『アレクサンドリアの聖カタリナ(Santa Catalina de Alejandria,1598-99…

マドリード、ティッセン・ボルネミッサ美術館

ティッセン・ボルネミッサ美術館 昼食後、プラド美術館の近くにあるティッセン・ボルネミッサ美術館を見学した。ビリャエルモ宮殿を改装した館内に、ティッセン・ボルネミッサ男爵が親子二代に亘り収集した膨大なコレクションが公開されている。 ギルランダ…

マドリード、ソフィア王妃芸術センター、ランチ

スペイン高速鉄道、アベ(AVE) 首都マドリードを中心にバルセロナ、セビリア、バレンシア、マラガなどを結ぶスペイン高速鉄道は、アベ(AVE)と呼ばれる。日本の新幹線のように時速約300kmで走るが、グラナダが含まれていないのが残念だ。マラガからマドリ…

マラガ、カテドラル屋上、夕食

カテドラル マラガのカテドラルは、建設期間が長かったため、ゴシック、ルネッサンス、バロックなど様々な様式が見られる。内部には17の礼拝堂が配されており、そのうちロサリオ礼拝堂にアロンソ・カーノ作の油絵『ロサリオ聖母』、コンセプシオン礼拝堂にク…

グラナダからマラガへ

カテドラル、主祭壇 アルハンブラ宮殿からグラナダ市内に戻り、カテドラルに立ち寄ると、一瞬だけ堂内に入ることができた。黄金色の主祭壇は高さ約45mの円筒形のドームとなっており、大きなフレスコ画や色鮮やかなステンドグラスの窓は美しく見応えがある。1…

ナスル宮殿、カルロス5世宮殿

カルロス5世宮殿 アルカサル手前のアルヒベ広場は、テンディージャの伯爵によって貯水槽の上に作られた。その広場から茂み越しに、ほぼ正方形のカルロス5世宮殿の西側面が見える。カトリック両王の孫であるカルロス5世が、1526年の新婚旅行でアルハンブラ…

アルハンブラ宮殿、裁きの門、アルカサバ

アルハンブラ宮殿とヘネラルフェとの境 イスラム芸術の最高傑作といわれるアルハンブラ宮殿の心臓部のナスル宮殿と、アルカサバ、ヘネラルフェの3箇所は、予約チケットが必要だ。うっかりして予約しなかったため、仕方なく当日販売をあてに朝早くチケット売…

グラナダの夕食

エルビラ門 アルバイシン地区を下りきったところに巨大なエルビラ門(Puerta Elvira)が建っている。つまりこの門は、イスラム時代のグラナダ城内への入り口にあたるので、アルバイシンに歩いて上る時にはここを目印にするとよい。ライトアップされた姿は、…

サン・ニコラス展望台から見るアルハンブラ宮殿

イサベル・ラ・カトリカ広場 大聖堂に入れなかったので、アルハンブラ宮殿を一望する丘、アルバイシンに行くバス乗り場に向かう。イサベル・ラ・カトリカ広場には、イサベル女王とコロンブスの像がある。コロンブスは初め、ポルトガルのジョアン2世に資金援…

グラナダ、カテドラル(大聖堂)

グラナダの宿、オスタル 夕方に着いたグラナダの宿もホテルではなく、安宿のオスタルに予約してあった。オスタル(Hostal)とは、ホテルよりも経済的な宿で、家族経営が多く、マークは「H」の中に小さく「s」が書き込まれている。路地に立ち並ぶ住宅街にある…

セビリアの夕食、フラメンコ、バチカン新年ミサ

タパスの店「TAPAS MEZQUITA」 セビリアで大晦日を迎えたが、夕食は散歩がてらにサンタクルス街を歩いて、賑やかなタパスの店「TAPAS MEZQUITA」に入った。 Pimentos asados この野菜料理は、パプリカのマリネにツナが乗せられた、Pimentos asados。オーブン…

セビリアのランチ、黄金の塔、フラメンコ博物館

アヒルハムコロッケ セルビアのランチは、大聖堂の裏手、郵便局の角を左に回り込んだところにある、レストラン:ベリンシュ(Berrinche)を選んだ。スペイン料理には、生ハムに魚や肉を混ぜたクリームコロッケがあるが、これはアヒルとイベリコ豚のハムを使…

セビリア、救済病院

救済病院入口 セビリア大聖堂の南西、郵便局の裏手に瀟洒な建物がある。救済病院(Hospital de la Caridad)という。有名な放蕩児ドン・ファンのモデルとされるセビリアの貴族ミゲル・デ・マニャーラ(Miguel de Man~ara)が1664年に、貧しい人や身寄りのな…

セビリア大聖堂聖具室

聖体顕示台 聖具室、銀製の聖体顕示台、その左手で球を持ち上げているのは、ペドロ・ロルダン作のフェルナンド3世像。ペドロ・ロルダン(Pedro Roldan)は、セビリア生まれの彫刻家である。 「十字架降下」 中央祭壇には、ペドロ・デ・カンパーニャ作の「十字…

セビリア大聖堂内

セビリア大聖堂内 セビリア大聖堂内に入ると、その広大さに驚かされる。柱の数は28本。中央部の天井も高く、天井付近のステンドグラスも小さく見える。天窓から差し込む光で、天井付近が黄金色に輝いていて、それも厳粛さを増している。 コロンブスの墓 堂内…

セビリア大聖堂内

セビリア大聖堂内 セビリア大聖堂内に入ると、その広大さに驚かされる。柱の数は28本。中央部の天井も高く、天井付近のステンドグラスも小さく見える。天窓から差し込む光で、天井付近が黄金色に輝いていて、それも厳粛さを増している。 コロンブスの墓 堂内…

セビリア大聖堂(カテドラル)へ

サンタ・マリア・デ・ヘスス修道院 ピラトの家からセビリア大聖堂に向かう道の左手に、サンタ・マリア・デ・ヘスス修道院(Convento Santa Maria de Jesús)があった。ヘスス(Jesús)とは、スペイン語でイエスのことであり、スペイン語圏では一般的な男性名…