半坪ビオトープの日記

2019-01-01から1年間の記事一覧

セビリア、ピラトの家

サン・エステバン教会 コルドバからセルビアへ朝早く行き、旧市街東部にあるピラトの家に向かってカルモナ通りを進むと、サン・エステバン教会(Hermandad de San Esteban)の鐘楼が見える。 スルバランの銅像 ピラトの家の向かいのピラト広場には、フランシ…

コルドバ、ポトロ広場、夕食

ポトロ広場 ミラフローレス橋から北東へ旧市街の路地を進むとポトロ広場がある。15世紀に仔馬(ポトロ)の像の噴水が設置されたためこの名がある。コルドバ市の紋章がこの仔馬なのであり、市民に愛されている広場である。 旅籠屋ポトロ この広場のすぐ西に旅…

コルドバ、ローマ橋

聖カタリナ門 メスキータ大聖堂の出口は、北の角にある聖カタリナ門であり、エルナン・ルイス2世が16世紀に設計した門である。 メスキータの東壁 聖カタリナ門を出て、メスキータに沿って南にあるローマ橋に向かう。メスキータの東壁は、アル=マンスールに…

メスキータ、中央礼拝堂

サンタテレサ礼拝堂 ミフラーブの直ぐ左隣に、バロック様式で1703年に完成したサンタテレサ礼拝堂があり、大聖堂の聖具室(Sacristía)として使われている。中央にはゴシック様式の聖体顕示台(Custodia Procesional)がある。内部の壁を飾る祭壇画は、コル…

コルドバ、メスキータ大聖堂

メスキータ大聖堂 いよいよコルドバ最大の歴史的建造物・メスキータ大聖堂にやってきた。メスキータ(mezquita)とは、スペイン語でモスクという意味で、アラビア語の“Masjid”に由来するが、一般的には固有名詞として、コルドバにあるカトリック教会司教座聖…

コルドバ、シナゴガ、マイモニデス像

シナゴガ中庭 コルドバ市街地の東南に流れるグアダルキビル川の近くに、イスラム教とキリスト教が共存するメスキータ大聖堂があり、その周辺には迷路が広がる旧ユダヤ人街がある。かつて西カリフ帝国の経済を支える存在として歴代カリフに厚遇されて来たユダ…

コルドバ、ランチ、旧ユダヤ人街

アグリクルトゥーラ公園 翌日はアトーチャ駅から約2時間renfeの高速列車AVEに乗り、セビリア、マラガに次ぐ、アンダルシア第3の都市コルドバ(Cordoba)に着く。駅の南東に旧市街があるので、その中間に宿をとった。歩き初めてすぐに大きなアグリクルトゥ…

マドリードの夕食

カイシャフォルム・マドリード プラド大通りに面した一角に、壁面が緑で覆われた垂直庭園と左の独創的な建築が目を引く。カイシャフォルム・マドリード(Caixa Forum Madrid)というソーシャルカルチャーの拠点である。スイスの建築家ユニットのヘルツォーク…

マドリード、プラド美術館

環境農林水産省 マドリードのアトーチャ駅に戻り、プラド美術館に向かうと、右手に豪奢な建物がある。環境農林水産省の庁舎である。曲面マンサードと呼ばれるドーム型屋根がアクセントとなっている。ファサードの上にある大きな彫刻は、スペイン政府公式彫刻…

サンタクルス美術館

サンタクルス美術館 昼食後、旧市街の入り口にあるサンタクルス美術館に入る。この美術館は、マドリードのプラド美術館の姉妹美術館で、エルグレコの22点の作品を始め多くの絵画が所蔵・展示されている。ファサードはプラテレスコ様式(スペインのルネサンス…

トレドの郷土料理

バル・レストラン Santa Fé スペインに来て最初の昼食に選んだ、大聖堂近くのBar Restaurante(バル・レストラン)Santa Féは、地元の人にも人気があるように、とても安くて美味い上にフレンドリーな店だった。 ウズラのトレド風煮込み まずはトレドの郷土料…

トレド大聖堂

トレド駅 アトーチャ駅からトレド駅まで、予約した高速列車だと約半時間で着く。マドリード周辺の冬は晴天が多く、かなり乾燥しているそうだが、トレドに着くと朝靄が発生していて駅周辺は霞んでいた。駅舎は1919年に改装されているが、陶器タイルのモザイク…

再出発、スペイン旅行

新しいブログで再出発します。 足掛け14年綴ってきた「はてなダイアリー」が今月で終了するということで、「はてなブログ」へ移行することになりました。新しいブログの記事の書き方、レイアウトなどの編集方法などに戸惑いがあり、当分、読みづらい状況が…

イトヨリのアクアパッツァ

新鮮そうなイトヨリが2尾、手頃な値段で売られていたので買い求め、大きい方をアクアパッツァに、小さい方を刺身にした。 ① ミニトマト20個を半分に切り、ジャガイモ2個を5mmの厚さに切り、ローズマリー2本を用意する。 ② アサリ200gをよく洗う。 ③ イト…

伊奘諾神宮、明石のタコ

淡路市多賀に伊弉諾(いざなぎ)神宮がある。式内社の名神大社で淡路国の一宮であり、日之少宮、津名明神、多賀明神、淡路島神、一宮皇大神とも別称され、通称「一宮(いっく)さん」とも「伊奘諾さん」とも呼ばれる。花崗岩製の一の鳥居は、平成7年(1995…

先山千光寺

淡路島中部にある千山山地の最高峰、先山(せんざん、448m)の山頂には、淡路島第一の名刹である先山千光寺が建っている。先山は麓から眺める姿が富士に似ていて、淡路富士の別名も持つ。山頂近くまで急傾斜の細道があるが、広い行き止まりに駐車して茶屋の…

鳴門のうず潮、淡路島

四国と淡路島を隔てる鳴門海峡は、豪快な「鳴門のうず潮」で知られる。鳴門海峡を跨ぐ大鳴門橋の鳴門側は、鳴門山展望台や孫崎展望台のある大毛島の先端にある鳴門公園となっている。公園の西側にある亀浦漁港から鳴門のうず潮を間近に眺める観潮船が出てい…