半坪ビオトープの日記

オタトマリ沼、南浜湿原

オタトマリ沼 利尻島南部は、オタトマリ沼・南浜湿原・仙法志御崎海岸など利尻山を望む展望スポットが点在する。オタトマリ沼から眺める利尻山は、万年雪のあるヤムナイ沢を正面にするアルペン的山容というので、分厚い雲に覆われて姿が確認できないのは残念…

利尻島、利尻町立博物館

利尻島、神居海岸パーク フェリーは利尻島北部の鴛泊港に着いたが、宿泊地の沓形に移動し、そこで車を借りて利尻島観光をスタート。初日は西から南を巡る。まずは神居海岸パークだが、残念ながら今年はオープンが遅れてまだ開設前だった。元船揚げ場を再利用…

稚内港北防波堤ドーム、北門神社

稚内港北防波堤ドーム 稚内港北防波堤ドームは、稚内港の防波堤の役割及び、稚内と樺太を結ぶ鉄道連絡船(稚泊連絡船)の桟橋から駅までの乗り換え通路を兼用するために、1931年から五年かけて建設された。その後、稚内桟橋駅が開設され、乗客はドーム内を歩…

稚内、樺太ノスタルジー

稚内、日本最北端の線路のモニュメント 翌日、礼文島から利尻島へ向かう船が天候不順で欠航となったため、稚内へ渡って次の日の朝、利尻へ向かうことにした。利尻島のホテルは一日順延してもらった。稚内も雨天だったが、少しは観光できた。ここは稚内駅をく…

高山植物園、レブンアツモリソウ原生地

高山植物園のレブンアツモリソウ 高山植物を探しながら礼文島の岬や草原をあちこち歩いたが、高山植物園にも寄ったので、そこの花も紹介する。礼文島北部の久種湖近くにある高山植物園には、約50種、約2万株の高山植物が育てられている。まずは礼文島の花を…

元地、地蔵岩、桃台・猫台

元地海岸のメノウ浜と地蔵岩 礼文島の玄関口・香深から新桃岩トンネルを越えたところにある元地漁港があり、その北に元地海岸がある。ここにはメノウ浜と地蔵岩があり、日本海に沈む夕陽が美しい場所として知られる。元地という地名は、アイヌ語のチェプ・モ…

知床、北のカナリアパーク

ネムロシオガマ 知床集落への下り道は笹原の中のまっすぐな一本道だが、まだところどころに花が咲いている。この白い花は、ネムロシオガマ(Pedicularis schistostegia)という多年草。北海道の根室周辺と礼文島の海岸近くの草原や山の斜面に咲く。茎や葉柄…

元地灯台へ

元地港と桃岩 ツバメ山の山頂に近づくと右下には元地港と桃岩が見え、桃岩の下の桃台・猫台展望台も認められた。 ハクサンチドリとミヤマナナカマド 道端の笹原には、赤紫色のハクサンチドリの近くに小さな白い花が咲いていた。よく見ると、かなり矮性のナナ…

キンバイの谷

サクラソウモドキ またもやサクラソウモドキの花が現れた。茎先に下向きの花を3〜8個つけるが、いつも下向きなので、黄白色という花冠の内側は確認できなかった。それでも漏斗状で先が五つに裂ける花冠は、赤紫色が鮮やかだ。珍しい花なので形と色を目に焼…

キンバイの谷へ

高山植物と利尻山 桃岩展望台トレッキングコースは、6・7月にピークを迎えるシーズン中に礼文島内に咲くほとんどの花が見られることから「礼文フラワーロード」とも呼ばれる。キンバイの谷への道はゆっくりとジグザグに南西に向かうが、東に振れた時に左手…

桃岩展望台へ

桃岩登山口の上にあるレンジャーハウス 三日目、天気は芳しくないが、いよいよ礼文島最大の見どころ、桃岩展望台コースを歩く。まずは桃岩登山口の上、レンジャーハウスまでタクシーで向かう。 利尻山(1,721m) 利尻山(1,721m)が見えるけれど残念ながら…

澄海岬、金田ノ岬、船泊の夕陽

澄海岬 礼文島北部の飲食店がほぼ休業中のため、船泊でようやく見つけた食堂で岩海苔ラーメンを食べた後、ゴロタ岬の南にある澄海(すかい)岬に向かった。礼文きっての絶景スポットとして知られる澄海岬は、その名の通り、澄み渡ったコバルトブルーの海水が…

礼文島、ゴロタ岬、スコトン岬

利尻山 6月上旬前後に咲くレブンアツモリソウを見るために、先月上旬、礼文島に出かけた。稚内から礼文島の香深港へ向かうフェリーから左手に利尻山が眺められた。利尻富士とも呼ばれる名峰・利尻山(1721m)は、日本最北の百名山であり、登山家の憧れの山…

春の花巡り

湯河原梅林 今年もすでに夏になり梅雨入りしているが、この春の花巡りで出会った花をいくつか紹介する。湯河原郊外の幕山の南麓に1980年に造成された幕山公園に、1996年に設けられた湯河原梅林がある。2月中下旬、約4,000本の紅梅・白梅がさながら「梅の絨…

根曽古墳群、雞知の住吉神社、梅林寺

雞知浦に根曽古墳群 対馬東海岸の雞知浦に張り出す岬に国指定の史跡、根曽古墳群がある。この左手前の先にある。 根曽古墳群 根曽古墳群は、5世紀から6世紀に営まれた古墳群で、三基の前方後円墳と二基の円墳とからなっている。弥生時代から古墳時代にかけ…

白嶽神社、上見坂公園

洲藻から見る白嶽 翌朝、今度は白嶽の東麓、白嶽神社のある洲藻の集落に行く。白嶽登山口の駐車場の先に白嶽がよく見える。青空に向かって聳える双耳峰の勇壮な姿は、昔から対馬の山岳信仰の総社として崇められた歴史を十分に納得させる存在感をもってどっし…

太祝詞神社、金田城跡

加志から見る白嶽 対馬下島の北部、美津島町と厳原町との境に屹立する白嶽(519m)は、古来より霊山として崇められた対馬のシンボル的存在で、大陸系植物と日本系植物が混生する国内最大の独自の生態系をもつ洲藻白嶽原生林として、国の天然記念物に指定さ…

木坂の藻小屋、ヤクマの塔

藻小屋 木坂御前浜園地の海側にがっしりした石組の構造物が建っている。浜石を積み上げ屋根を葺いたもので藻小屋という。船の格納にも利用されていたため「船屋」ともいう。 藻小屋 対馬は全島の89%は山林に覆われ、耕地は3%、宅地は1%で、古代から現代…

木坂の海神神社

木坂の海神神社 木坂の集落の東の外れに海神神社の鳥居がある。周辺の木坂山(伊豆山)は県指定天然記念物の原生林で「野鳥の森」となっている。伊豆山の伊豆とはイツ(稜威、厳)の意で、心霊を斎き祀ることを意味する。鳥居脇には「國幣中社海神神社」との…

対州馬、國本神社

対州馬 琴から南下し、小鹿で西に向かって上県町に入り、対馬北部・上島の最高峰・御岳(479m)の麓にある目保呂ダム馬事公園に行く。御岳の裾野の原生林から湧き出る清流が公園内を流れ、施設内にはキャンプ場もあり、夏にはフナと川遊びができる。霊峰・…

舟志乃久頭神社、琴の大銀杏

舟志乃久頭神社 比田勝から上対馬町を南下すると、深い入江の舟志湾の奥に舟志(じゅうし)の集落がある。舟志川沿いには約7kmにわたる紅葉の群生地があり、「舟志のもみじ街道」と呼ばれ対馬一の紅葉を誇っている。その入り口付近の県道沿いに、舟志乃久…

上対馬町の韓国展望所と比田勝

「蜂洞」 佐護の対馬野生生物保護センター近くの道端の斜面に、奇妙な木造物「蜂洞」を見つけた。対馬は日本ミツバチしかいない唯一の島である。その養蜂の歴史は古く、古事記の時代まで遡る。元禄年間に書かれた陶山訥庵の「津島紀畧乾」に「養蜂は継体天皇…

再び対馬の郷土料理

郷土料理の「ろくべえ」 3日以降は対馬空港近く、雞知にあるホテルに連泊した。ここでの食事やその他のことを綴る。おまかせ郷土料理ということで、トコブシ煮や刺身などの海鮮に小鍋がついている。右上の黒い太麺が入った郷土料理の「ろくべえ」だ。 「ろ…

天神多久頭魂神社

ユッカラン 記紀神話で原初の神は、アメノミナカヌシ、タカミムスビ、カミムスビの3神であり、対馬固有の神であるタクズダマは、タカミムスビとカミムスビ両神の子神とされている。タカミムスビとタクズダマは前日に訪れた南部の豆酘に鎮座していたが、北西…

小茂田濱神社

小茂田濱神社 対馬下島の中心地厳原から西に向かう県道44号線が、西海岸を北上する県道24号線にぶつかる小茂田の海岸沿いに、小茂田濱神社が鎮座している。元寇(文永の役)の際に、元・高麗連合軍が上陸した地にあたる。 「元寇奮戦図」 神社近くに「元寇奮…

椎根の石屋根、銀山神社

椎根の石屋根 久根田舎から西海岸を北上して椎根の集落に入ると、ここにも対馬特有の石屋根が見られる。石屋根を葺いている板石は、頁岩と呼ばれる石材で、美津島町の浅茅湾の奥にある島山から船や牛で運ばれたものである。この石屋根の習俗が何時頃から始ま…

雷神社、銀山上神社

雷神社の鳥居 豆酘(つつ)の集落の西を流れる乱川横の小道を北上すると、左側の森に小さな鳥居が見える。亀卜神事で知られる雷神社の鳥居である。 雷神社の拝殿 さらに進むと小さな川向こうに小さな拝殿がある。式内社である雷(イカズチ)神社の祭神は、イ…

高御魂神社

多久頭魂神社の社殿 あらためて参道突き当たりの多久頭魂神社の社殿を見ると、左側面で拝殿の入口ではないことが確認できる。多久頭魂神社は前に述べたように、古くは龍良山を御神体として社殿はなく、本来の祭神は対馬固有のタクズタマ=多久頭魂であるが、…

多久頭魂神社

多久頭魂神社、参道入口 二日目の午後から台風のため風雨が激しくなった。三日目も天気は不安定だったが、厳原から時計回りで対馬下島を一周する予定で出掛けた。県道24号厳原豆酘美津島線は、照葉樹の深い森の中を南へ南へと進む。対馬下島の東側はリアス式…