半坪ビオトープの日記

フィレンツェ

パラティーナ美術館、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

ルーベンスの作品があるマルスの間の中には、数えきれないほどいくつもの絵が掲げられているが、入口や出口の周りにも困るほどたくさんある。一般公開されている絵画だけでも800点以上あるそうだ。 こちらはグイード・レーニ(1575-1642)の「クレオパトラの…

ピッティ宮殿、パラティーナ美術館

フィレンツェ3日目にピッティ宮殿の中に入る。アルノ川の西岸に位置するピッティ宮殿は、ルネサンス様式の広大な宮殿で、1587年にフェルディナンド1世が即位して以降、ヴィットーリエ・エマヌエーレ3世によってイタリア国民に移譲されるまで、トスカーナに…

アカデミア美術館、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)

ミケランジェロの代表作の一つ、「ダヴィデ像」はアカデミア美術館にある。アカデミア美術館の発祥は、16世紀にフィレンツェ美術学校が設立されたことが始まりである。創設者は当時のフィレンツェの実質的な支配者であり、芸術家のパトロンとして知られるメ…

ウフィツィ美術館、ラファエロ他

ボッティチェリの次に、初期フランドル派のフーゴー・ファン・デル・フースの代表作「ポルティナーリ家の三連祭壇画(1475)」が並ぶ。ヤン・ファン・エイクに代表される北方ルネサンスの初期フランドル派は、イタリアルネサンスとほぼ同時期に発生したが、…

ウフィツィ美術館、ボッティチェリ他

ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi))は、フィレンツェにあるイタリアルネッサンス絵画で有名な美術館で、イタリア国内の美術館としては収蔵品の質、量ともに最大である。1591年より部分的に公開されており、近代式の美術館としてヨーロッパ最古のも…

ヴェッキオ宮殿

フィレンツェ市役所として使われているヴェッキオ宮殿は、教会など全ての観光施設が休みの元旦でも午後3時には開いていて、便利なFirenze-cardも売っている。事前に予約していたが中庭で多少は並んだ。天井や壁、柱の装飾は、フランチェスコ1世が1565年に…

シニョリーア広場、ヴェッキオ橋

大聖堂(ドゥオーモ)からヴェッキオ宮殿のあるシニョリーア広場に向かうと、狭い路地にダンテの家という建物がある。フィレンツェ出身の詩人であり、哲学者、政治家でもあったダンテ・アリギエーリの生家といわれる場所に3階建ての博物館として公開されて…

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオーモ)

元旦は朝早くからフィレンツェへ移動した。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅近くのホテルに荷物を預け、早速観光に出かける。駅前にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会が建っているが、北から背面を見ると逆光である。寄木細工のような美しいファサードは南向きで…