半坪ビオトープの日記

グルメ

芸術の森、文学館、甲斐善光寺

芸術の森公園の彫刻、「ケンタウロス」 芸術の森公園は、山梨県立美術館と県立文学館を含み、6haもある広々とした園内随所に彫刻を配置した公園である。美術館前のこの黒い彫刻は、エミール=アントワーヌ・ブールデル作の「ケンタウロス(1914)」であり、…

五島列島、久賀島、牢屋之窄記念教会、旧五輪教会堂

五島列島、福江港 6月初旬に、かねてから待望の五島列島を旅した。羽田を6時過ぎに飛び立ち、福岡で乗り継ぎ、10時過ぎには福江空港に着いた。早速、福江港ターミナルの遊麺屋(ゆめや)にて、五島名物の五島うどんを使った「あごだしちゃんぽん」を食す。…

二ツ亀、本間家能舞台

二ツ亀 大野亀から北東方向に、佐渡最北端の二ツ亀の姿が認められた。大野亀もそうだが、二ツ亀もあまりにも大きい巨岩なので、近づくより遠くから見る方が全体像が掴める。 二ツ亀 まるで二匹の亀が蹲っているように見える。干潮時には陸続きになる。大野亀…

桝田屋、薬種商・金岡邸

桝田酒造店 馬場家・森家が面する大町新川町通りを少し北に向かうと、桝田酒造店のお酒を立ち飲みできる「沙石」という有料試飲店がある。富山を代表する「満寿泉」100種を立ち飲みでき、ホタルイカや白エビの干物などの珍しいつまみも販売している。 「沙石…

井波彫刻会館、散居村、庄川温泉

井波彫刻総合会館 井波彫刻総合会館は、250余年の伝統を誇る井波の木彫刻から現代彫刻、工芸作品に至るまで、技術の粋を集めた作品を展示し、伝統産業を発展させるために、平成5年7月3日(い・な・み)に開館した。 井波彫刻総合会館 井波彫刻会館のスケ…

射水神社、御車山会館、雨晴海岸

射水神社 高岡古城公園内に射水神社がある。越中国一宮で、旧社格は国幣中社。 射水神社、拝殿 祭神は瓊瓊杵尊だが、歴史的には伊彌頭国造(いみずのくにのみやつこ)の祖神とされる二上神だった。二上神は二上山山麓の二上射水神社に祀られている。射水神社…

万葉歴史館、専念寺、高岡大仏

万葉歴史館 高岡市には大伴家持に因んだ万葉歴史館がある。大伴家持は大伴旅人の長男で、養老2年(718)に生まれ、天平10年(738)に内舎人として朝廷に出仕した。天平18年に越中守として越中国に着任し、天平勝宝3年(751)に帰京するまで5年間在任した…

実光院

京美茶屋の豆腐料理 昼食は三千院向かいの京美茶屋で豆腐料理「門前」をとる。汲み上げ湯葉、胡麻豆腐、豆乳チーズケーキなどの質素な組み合わせでも結構楽しめた。 実光院の庭園、契心園 三千院の左手の道を北に進むと勝林院に行き着くが、その手前左側に実…

隠岐グルメ、ホテルEntôu

中ノ島の菱浦港 今晩泊まるホテル、昨夏開業したばかりのEntôu(エントウ)は、菱浦港の入口に建っている。中ノ島の対岸には西ノ島があり、菱浦港は、島前3島で囲む島前カルデラの入り口でもある。菱浦湾は、明治の文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)…

由良比女神社、浦郷港

由良の浜「イカ寄せの浜」 浦郷港の少し西にある由良比女神社の向かいに、鳥居と人型看板が立つ風変わりな由良の浜がある。「イカ寄せの浜」と呼ばれるこの入江では、明治・大正から昭和の20年代にかけて、毎年のように冬にイカの大群が押し寄せ、イカを拾い…

中村海岸、一之森神社、八王子神社

中村海岸の妖怪像「さざえ鬼」 「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家水木しげるの故郷、境港の「水木しげるロード」にはたくさんの妖怪像が設置されているが、白島海岸の東、中村地区「武良郷」は、本名の姓「武良」から水木氏のルーツとされている。隠岐の島…

壱岐島での最後の晩餐

創作会席料理の先付 壱岐島での最後の晩餐は、湯の本温泉発祥の地といわれる平山旅館の創作会席料理。先付は、チーズ豆腐、新もずく、活赤雲丹。どれも美味しい。 お造り盛り合わせ お造り盛り合わせには、メインのキジハタに、鯛、鰹のたたき、栄螺の刺身と…

元寇千人塚、壱岐風土記の丘、塞神社

元寇「新城の千人塚」 新城神社のすぐ東に元寇「新城の千人塚」がある。千人塚は、「少弐の千人塚」(弘安の役・瀬戸浦古戦場)、「浦海海岸の千人塚」(文永の役の戦死者を葬った場所)など、壱岐島内に6ヶ所確認されているが、この文永の役新城古戦場の千…

国津意加美神社

国津意加美神社 壱岐島の西南に位置する郷ノ浦は、壱岐の表玄関として多くの観光客が訪れる島の中心地である。その中心にある壱岐市役所すぐ近くの道路に面して、国津意加美(くにつおがみ)神社がある。石段の上に鎮座する一対の狛犬は壱岐の明光として知ら…

壱岐イルカパーク、壱岐の土台石

壱岐イルカパーク 壱岐最北端の港町、勝本港は壱岐最大の漁師町である。『古事記』や『日本書紀』に記された神功皇后ゆかりの史跡や江戸時代の朝鮮通信使関連施設など、古代から近世まで日本と中国・朝鮮半島を結ぶ通行の要衝だった。それらの史跡巡りや、辰…

仙法志御崎海岸、沓形

仙法志御崎海岸 雲行きが悪くなってきたが、もう少し観光してから宿に向かうことにする。ここは利尻島南端に近い仙法志御崎海岸、一帯は公園になっている。 仙法志御崎海岸 かつて山から流れ出した溶岩流が固まった荒々しい海岸と、その向こうに利尻富士の景…

稚内港北防波堤ドーム、北門神社

稚内港北防波堤ドーム 稚内港北防波堤ドームは、稚内港の防波堤の役割及び、稚内と樺太を結ぶ鉄道連絡船(稚泊連絡船)の桟橋から駅までの乗り換え通路を兼用するために、1931年から五年かけて建設された。その後、稚内桟橋駅が開設され、乗客はドーム内を歩…

元地、地蔵岩、桃台・猫台

元地海岸のメノウ浜と地蔵岩 礼文島の玄関口・香深から新桃岩トンネルを越えたところにある元地漁港があり、その北に元地海岸がある。ここにはメノウ浜と地蔵岩があり、日本海に沈む夕陽が美しい場所として知られる。元地という地名は、アイヌ語のチェプ・モ…

澄海岬、金田ノ岬、船泊の夕陽

澄海岬 礼文島北部の飲食店がほぼ休業中のため、船泊でようやく見つけた食堂で岩海苔ラーメンを食べた後、ゴロタ岬の南にある澄海(すかい)岬に向かった。礼文きっての絶景スポットとして知られる澄海岬は、その名の通り、澄み渡ったコバルトブルーの海水が…

礼文島、ゴロタ岬、スコトン岬

利尻山 6月上旬前後に咲くレブンアツモリソウを見るために、先月上旬、礼文島に出かけた。稚内から礼文島の香深港へ向かうフェリーから左手に利尻山が眺められた。利尻富士とも呼ばれる名峰・利尻山(1721m)は、日本最北の百名山であり、登山家の憧れの山…

木坂の藻小屋、ヤクマの塔

藻小屋 木坂御前浜園地の海側にがっしりした石組の構造物が建っている。浜石を積み上げ屋根を葺いたもので藻小屋という。船の格納にも利用されていたため「船屋」ともいう。 藻小屋 対馬は全島の89%は山林に覆われ、耕地は3%、宅地は1%で、古代から現代…

再び対馬の郷土料理

郷土料理の「ろくべえ」 3日以降は対馬空港近く、雞知にあるホテルに連泊した。ここでの食事やその他のことを綴る。おまかせ郷土料理ということで、トコブシ煮や刺身などの海鮮に小鍋がついている。右上の黒い太麺が入った郷土料理の「ろくべえ」だ。 「ろ…

対馬、烏帽子岳展望所

アナゴ重定食 昨夏、対馬一周6日間の旅をした。対馬は朝鮮半島に直面しているので、古来より文化交流と国防の最前線だった。3世紀の魏志倭人伝に最初に登場する倭国のクニとして描かれ、古くから日本と大陸を結ぶ海上交通の要衝だった。細かいことは順次述…

現代タイ・シーフード料理「Paii at the House on Sathorn」

現代タイ・シーフード料理店「Paii at the House on Sathorn」 バンコク最後のディナーに訪れた、現代タイ・シーフード料理店「Paii at the House on Sathorn」は、サトーン運河を創設した会社の創設者である、ルアン・サトーン・ラジャユットカ(Luang Sath…

路地裏の名店、ポークルアトゥアンほか

路地裏の名店、ポークルアトゥアン 昼食には、バンコクの南西の町外れ、チャオプラヤー川沿いの巨大縁日、アジアティーク・ザ・リバーフロント近くの細い路地奥の食堂、B級グルメで名高いポークルアトゥアンをなんとか探し当てて入った。店の入り口近くには…

現代タイ料理「Saawaan」

現代タイ料理「Saawaan」、キャビア 二日目のディナーは、オープンして一年足らずで2019年にミシュラン1つ星を取得した、現代タイ料理で有名な「Saawaan」。サワンとは、タイ語で天国を意味する。タイ人の女性シェフは、Sujira Aom Pongmorn氏。タイの食材…

イスラム料理とイーサーン(タイ東北)料理

イスラム料理店、Karimu Roti Matabaのプレーンロティ 昼食はチャオプラヤー川沿いのプラスメーン砦の近くにある、大衆に愛されている有名なイスラム料理店、Karimu Roti Matabaにする。ロティ(Roti)は、インドやパキスタン、アフリカ諸国のほか、タイなど…

アジアの名店レストラン「Gaa」

「Gaggan」と「Gaa」の看板 今回のバンコク旅行の目的は、「アジアのベストレストラン50」において2015年から4年連続でNo.1の座に輝き、2018年版ミシュランでは2つ星を獲得した、プログレッシヴ・インディアン・レストラン「Gaggan」で食事することだった…

田中一村ギャラリー、歴史民俗資料館

ホテル・ティダムーンの島料理 奄美大島最後の宿泊は、奄美空港がある北部の土浜海岸に近いリゾートホテル・ティダムーンにする。夕食は島料理コースを選んだ。前菜は奄美の郷土料理の小鉢。向付はキハダマグロとソデイカ、エラブチの刺身。 奄美塩豚骨と地…

島豆腐、大島紬村

島豆腐定食 鶏飯が最も有名な奄美の郷土料理だが、島豆腐も美味しい郷土料理だ。龍郷町の老舗豆腐料理専門店「島とうふ屋」では、美しい奄美の海から取れる「にがり」を使用した島豆腐のほか、豆腐ハンバーグ・豆乳・湯葉などの豆腐料理が食べられる。この日…