半坪ビオトープの日記

ティッセン・ボルネミッサ美術館

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カラヴァッジオの『アレクサンドリアの聖カタリナ』

ティッセン・ボルネミッサ美術館2階の展示はまだ続く。こちらの絵は、バロック期のイタリア人画家カラヴァッジオCaravaggio)の『アレクサンドリアの聖カタリナ(Santa Catalina de Alejandria,1598-99)』。

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ティントレットの『上院議員の肖像』

こちらの絵は、ヴェネツィアで活躍したイタリア人画家ティントレット(Tintoretto)の『上院議員の肖像(Retrato de un senador,1570)』。

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フランソワ・クルーエの『ラブレター』

こちらの絵は、フランス人画家フランソワ・クルーエ(François Clouet)の『ラブレター(La carta amorosa,1570)』。クルーエは特にフランス・ヴァロア王家の肖像画を多く描いた。

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スルバランの『聖女カシルダ』

こちらの絵は、バロック期のスペインの画家スルバラン(Francisco de Zurbarán)の『聖女カシルダ(Santa Casilda,1635)』。

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ムリーリョの『聖母子とビテルボの聖女ロサ』

こちらの絵は、バロック期のスペインの画家ムリーリョ(Bartolome Esteban Murillo)の『聖母子とビテルボの聖女ロサ(La Virgen y el Niño con santa Rosa de Viterbo,1670)』。スルバランの後、名声を得たムリーリョは、17世紀のスペイン黄金時代の代表的巨匠で、19世紀末期にベラスケスが再評価されるまで国内外でスペイン最大の画家として名を馳せていた。プラド美術館には『無原罪の御宿り(Immaculate Conception)』が数点展示されている。

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パニーニの『神殿からの商人の追放』

こちらの絵は、ローマで活躍したイタリア人画家パニーニ(Giovanni Paolo Panini)の『神殿からの商人の追放(La expulsionde los mercaderes del templo,1724)』。福音書から題材をとっている。

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バトーニの『サン・マルティーノ伯爵夫人マリア・ベネデッタの肖像』

こちらの絵は、ローマで活躍したイタリア人画家バトーニ(Pompeo Batoni)の『サン・マルティーノ伯爵夫人マリア・ベネデッタの肖像(Retrato de la condesa Maria Benedetta di San Martino,1785)』。

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クロード・モネの『チャリング・クロス橋』

この辺りで19世紀後半からの印象派の作品が多くなる。こちらの絵は、印象派を代表するフランス人画家クロード・モネClaude Monet)の『チャリング・クロス橋(El Puente de Charing Cross,1899)』。

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シスレーの『ロイン川の蛇行、夏』

こちらの絵は、パリで活躍した印象派を代表するイギリス人画家シスレーAlfred Sisley)の『ロイン川の蛇行、夏(Meandro en el río Loing,verano,1896)』。典型的な印象派で、パリ周辺の風景画が圧倒的に多い。

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ギュスターヴ・ロワゾーの『パリのノートルダム寺院の眺め』

こちらの絵は、パリで活躍した後期印象派のフランス人画家ギュスターヴ・ロワゾー(Gustave Loiseau)の『パリのノートルダム寺院の眺め(Vista de Notre-Dame,París,1911)』。

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ゴーギャンの『昔昔』

こちらの絵は、パリで活躍した後期印象派のフランス人画家ゴーギャンPaul Gauguin)の『昔昔(Mata mua (Érase una vez),1892)』。ゴッホと共同生活したり、タヒチ島10年間住んで数々の傑作を残すなど、波乱に満ちた生涯を送り、独特の象徴主義絵画は不思議な魅力を持っている。

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シニャックの『ポルトアンベッサン・ビーチ』

こちらの絵は、フランス人画家シニャックPaul Signac)の『ポルトアンベッサン・ビーチ(Port-en-Bessin,la playa,1884)』。ジュルジュ・スーラと並ぶ新印象派の代表的画家とされる。

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マティスの『オリーブの木の下での会話』

こちらの絵は、フランス人画家マティスHenri Matisse)の『オリーブの木の下での会話(Conversación bajo los olivos,1921)』。マティスフォーヴィスム(野獣派)の発案者だがその期間は短く、その後、ピカソと出会い終生の親友となり、またライバルともなった。

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ジョアン・ミロの『絵画』

こちらの絵は、スペイン人画家ジョアン・ミロJoan Miró)の『絵画(Pintura,1936)』。スペインのカタルーニャ出身のミロは、パリでシュルレアリスム運動に参加。具象と抽象の中間のような独特な画風で知られる。パリのほか、バルセロナマヨルカ島でもアトリエを持ち、1970年には大阪万博で制作のため来日した。1983マヨルカ島にて90歳で死去した。