半坪ビオトープの日記

大阪

堺市博物館③

東アジアと倭国との交流 百舌鳥・古市古墳群が造営された時代、東アジア諸国と活発な交流があった。5世紀ごろの中国は、南朝と北朝に分かれていた。朝鮮半島では北方の高句麗が南方へ勢力を拡大しようとしていた。そのため高句麗と国境を接する百済と新羅は…

堺市博物館②

御廟山古墳、カトンボ山古墳 大仙古墳の南東に位置する御廟山古墳は墳丘長約203mで、百舌鳥古墳群で4番目の大きさの前方後円墳である。宮内庁により「百舌鳥陵墓参考地(被葬候補者:第15代応神天皇)」に治定されている。被葬者は、倭王珍による遣使の際…

堺市博物館①

堺市博物館 大仙陵古墳の南西にある大仙公園に堺市博物館があり、案内標識の脇に衝角付冑型埴輪の復元像がある。国史跡「いたすけ古墳」の後円部で発見された、5世紀ごろの武人が使用していた鉄製の三角板革綴衝角付冑を模した形象埴輪で、衝角付冑型埴輪と…

百舌鳥古墳群、大仙古墳

百舌鳥古墳群、大仙古墳 2024年夏の奈良古墳巡りで古墳への興味が一気に湧き上がって、今年前半には千葉県や群馬県など関東地方の古墳を数多く訪ね廻った。その勢いで大阪の百舌鳥古墳群・古市古墳群を訪れたのは5月の連休後だった。 まずは百舌鳥古墳…