半坪ビオトープの日記

グルメ

長浜、大通寺

敦賀市南の野坂山地を超えると滋賀県長浜市に入り、日本最大の琵琶湖が見えてくる。琵琶湖東岸を南下するとまもなく長浜市街地となる。長浜港から竹生島へ向かう観光船から、復元された長浜城の模擬天守が見える。旧長浜城は羽柴秀吉が築城した。天正元年(1…

東楽寺、出石神社

大乗寺から東南に向かい、豊岡盆地の中央付近、円山川と出石川の合流点近くに高野山真言宗の東楽寺がある。鐘楼を兼ねた大きな山門が珍しく、その向こうに本堂が見える。 東楽寺は約1180年前に弘法大師によって開かれたと伝えられ、一山の本尊は弘法大師が中…

那岐神社、みたけ園

菩提寺から北東に進み、県境にそびえる那岐山の北側に回り込むと、那岐神社のある鳥取県の智頭町に至る。那岐山(1255m)は全体が古くから神として崇拝され、那岐大明神(奈義神)と呼ばれていた。のち宇塚村内に勧請され五穀豊穣の祈願がなされ、天徳年間(…

名残惜しい沖縄料理

南部戦跡巡りの後、残りの時間を国際通りの散策に出かける人を見送り、車を返しに空港へ向かう。その後、土産物を買い求めてから最後の沖縄料理を楽しんだ。 これは、その前の昼食に、首里城近くの「ななほし食堂」で食べた「ゆしとうふ」。ななほし食堂は地…

沖縄料理「ちぬまん」

ブセナ半島の少し南、かりゆしビーチの近くにある「恩納サンセットモール」は、「食べる・体験する・買う・見る」をテーマとする複合施設だが、メインは沖縄料理店「ちぬまん」である。「ちぬまん」とは、テングハギの沖縄方言で、刺身などが美味しい魚の名…

備瀬のフクギ並木

沖縄海洋博公園のすぐ北側に位置する備瀬地区は、碁盤の目のように区画された村落で、約250戸ある住宅のほとんどは、繁茂したフクギの屋敷林に囲まれている。 ナカミチと呼ばれるメインストリートの両脇には、無数に小道が張り巡らされ、沖縄の伝統的景観を…

喜瀬ビーチ、塩川

沖縄中部西海岸には、南から残波岬、真栄田岬、万座毛などの景勝地と、ムーンビーチ、タイガービーチ、万座ビーチ、ミッションビーチなど有名なビーチが点在するが、一番北の喜瀬ビーチには大きなホテルがなくのんびり過ごせる。目の前右寄りには大きな本部…

沖縄、玉泉洞

7月中旬の連休に、知人の退職記念旅行を企画・引率し、大人数で沖縄を訪ねた。レンタカーの受付に手間取り、昼食は予約した「糸満漁民食堂」に間に合わず、近くの「道の駅いとまん」にて、最初の沖縄料理を口にした。簡素な「南の駅食道」の名物「骨汁定食…

小来川そば「山帰来」

大谷資料館から今市を抜けて鬼怒川の龍王峡に向かう途中、遠回りして山間の日光市小来川(おころがわ)にある「山帰来(さんきらい)」という手打ち蕎麦屋に立ち寄った。店舗のログハウスにもこだわっている。現代ログハウスの神様と呼ばれるアラン・マッキ…

島武意海岸、積丹海鮮料理

神威岬から積丹半島最北端の積丹岬に向かう。岬入口の駐車場から自然遊歩道を左に進むと20分ほどで積丹岬に着く。右に遊歩道(シララの小道)を1時間弱進むと、女郎子(じょろっこ)岩を眺められる展望台がある。その女郎子岩には、入舸の酋長の娘シララの…

函館朝市、函館山

函館で海鮮料理を味わうなら、まず函館朝市を見てみたいと思い訪れた。戦後、函館駅前広場の立売が発祥で、昭和31年に現在地の若松町に移転、海鮮丼の元祖「きくよ食堂」などが創業し、現在は約250店舗が集結している。海鮮食堂もいいが、やはりカニやホタテ…

薬草園、アイヌ伝統料理

ポロトコタンの左側(北西)に位置するポロト湖の周辺には、ポロト自然休養林が広がり、湿原やキャンプ場、カヌーやサイクリング、バードウォッチングなど四季折々に楽しめる。また、日帰りのポロト温泉もポロト湖畔にある。 園内には松浦武四郎の胸像および…

橋杭岩、太地の鯨

串本町の紀伊大島に面した海岸に、橋杭岩という奇石群があり、国の天然記念物に指定されている。海岸から南西方面へ大小約40の岩が、約850mにわたって連続してそそり立ち、橋の杭のように見えることから橋杭岩と呼ばれる。あまりにも横に長く連なっているの…

尻屋崎灯台

尻屋崎の突端に立つのは白亜の尻屋崎灯台で、日本の灯台50選に選ばれている。「日本の灯台の父」と称されるイギリス人のブラントンにより設計され、尻屋崎で焼かれたレンガを用いた二重のレンガ壁による複層構造の灯台であり、レンガ造りの灯台としては日本…

大間のマグロ

下北半島の西海岸を北上して仏ヶ浦を過ぎ、本州最北端の大間崎に着く。大間町の大間港は、北前船の寄港地であり、南部藩でありながら、文化的・血縁的にも、北回り航路の影響が濃い。 近年、大間のマグロ一本釣り漁が有名となっているが、明治時代のマグロ漁…

八戸、八食センター

昨年の9月下旬に恐山や仏ヶ浦など、下北半島を巡った。はじめに八戸郊外にある八食センターに立ち寄った。中央卸売市場に隣接する八食センターは、新鮮魚介類や八戸名物などの店が勢ぞろいする巨大市場で、平成6年にB級ご当地グルメの祭典、第1回B-1グラ…

飫肥城跡

都城の南東に進むと、日南市の飫肥(おび)に至る。日南の小京都と呼ばれる飫肥城下町は、重要伝統的建造物群保存地区に九州で初めて国の選定を受けた町並みである。大手門通りの突き当たり手前右側には、小村記念館がある。日露戦争後のポーツマス条約の締…

霧島町蒸留所、地鶏みやま

隼人町から霧島山麓に向かう途中、酒屋の看板に「隼人」の文字が目に入ったので立ち寄った。芋焼酎専門の日当山醸造が、隼人町特産品協会推薦品に認定されているという焼酎「隼人心」を造っている。鹿児島県産の「黄金千貫」という芋を使っている。これも含…

天草から長島へ

天草諸島は、上島と下島を主島とし、多くの小島も含んで海岸線は変化に富み、景勝地がたくさんある。時間も少ないので、絶景との評判が高い妙見浦だけ訪れた。大江の集落からすぐ北にある妙見浦は、天草灘の波と風が作り上げた奇岩が連続する天草西海岸の風…

熊本、馬刺

かなり前になるが、8月中旬に熊本、鹿児島、宮崎県のいわゆる南九州を見て回った。 熊本に着いて、早速、熊本城の桜馬場にある城彩苑にて昼食をと思ったが、混雑していて駐車場は城外となった。熊本城の内堀としても活用されている坪井川に架かる行幸(みゆ…

あづり浜、御座の潮仏

和具から4kmほど西へ進んだ先志摩半島の太平洋岸に、白浜がきれいなあづり浜(阿津里浜)がある。あづり浜には、おあつらえ向きの小島・すずめ島が入江の真ん中にあって、打ち寄せる波しぶきとあいまって、絶景となっている。すずめ島の周囲の岩礁が堤防の…

外宮参道、伊勢うどん

別宮3つの後は、神楽殿と九丈殿の間を北に裏参道を進む。五丈殿を過ぎると鬱蒼とした杜となり、やがて左手に切妻造二重板葺きの忌火屋殿が垣間見える。ここでの「忌火」とは、不吉な意味ではなく清浄な火を意味し、御火鑚具(みひきりぐ)を用いて清浄な火…

彦根城周辺

天守を見学した後、北東にある黒門へ向かうため黒門山道を下り始めると井戸曲輪がある。弧状に築かれた小さな曲輪の北東隅には塩櫓が築かれ、周囲は瓦塀が巡っていた。塩櫓のそばには方形と円形の桝が現存しており、石組み溝で雨水を浄化し貯水する井戸と考…

安達太良山、薬師岳展望台

安達太良山山頂からは、北の稜線を牛の背まで進み、右に折れてくろがね小屋に向かい、勢至平を下ってゴンドラ麓駅に戻るのが一般的なルートだが、膝が心配なため今登って来た最短コースを戻ることにする。 ハイマツ帯に入ると小さなイソツツジ(Ledum palust…

琴平、讃岐うどん

松山道をひたすら東進して香川県に戻り、金刀比羅宮に向かって、琴平の町で早めの昼食にした。JR琴平駅前から参道を進むと、すぐ右手に金刀比羅宮の北神苑があり、大きな御神木が枝を広げている。北神苑には他にも一里塚旧趾や琴平街道の起点石、並び灯籠な…

大正町市場、久礼港

途中、かつおの一本釣りの本場、中土佐町久礼に立ち寄って早めの昼食を求めた。土佐久礼の台所として、明治以来、新鮮な魚介を豊富に提供する人気の大正町市場は、11時前でも観光客でごった返していた。 折しも GWなので、市場のアーケード内には大漁旗のほ…

キラメッセ室戸/鯨の郷

龍河洞から室戸岬まで向かう一本道は、60km以上あってかなり混んでいる。途中、歴史的な吉良川の街並みもあったが、先を急いだ。道の駅「キラメッセ室戸」に鯨館という捕鯨や鯨の資料館が併設されていたが、見学は省略して早めの昼食をとった。 まだ室戸岬…

讃岐うどん

今年のGW、四国にも高速道がかなり延伸されてきたので、いつものとおりハード気味の日程で四国を一周した。岡山で乗り換え、高松まではJRで向かうので、瀬戸中央自動車道とJR本四備讃線が併設されている瀬戸大橋を渡る。 瀬戸大橋は、瀬戸内海をまたいで本州…

金子みすゞ記念館

青い海に囲まれた景勝地・青海島を眺める長門市仙崎は、詩人金子みすゞが生まれ育った港町である。みすゞが愛した仙崎八景を見て回る時間はないので、金子みすゞ記念館だけ立ち寄った。 金子みすゞ記念館は、幼少期を過ごしたみすゞの実家「金子文英堂」の跡…

萩往還「三島牛」・松陰記念館

山口市から萩市に向かい、萩城下の玄関口にある道の駅萩往還内の「見蘭牛ダイニング玄」で昼食をとる。和牛のルーツといわれる「見島牛」とその血統を受け継ぐ「見蘭牛」を使用した、萩の精肉専門店ミドリヤファーム直営のレストランなので、萩ブランド牛の…