半坪ビオトープの日記

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

アイヌ民族博物館

園内中央右手にアイヌ民族博物館が建っている。ポロトコタンは、アイヌの文化遺産を保存公開するために1965年、白老市街地にあったアイヌ集落をポロト湖畔に移設・復元した野外博物館として出発したが、かつて北海道や樺太、千島列島、東北地方北部に住んで…

白老ポロトコタン

今年のGWは、北海道の道南地方を一周した。新千歳空港から一路南下し、まず初めに昔からアイヌ集落がある白老町のポロトコタンを訪れた。ポロトコタンとは、アイヌ語で「大きな湖の集落」という意味で、ポロト湖の湖畔にアイヌの伝統的家屋「チセ」が並び…

サザエの刺身とつぼ焼き

サザエが一山(6個)で安く出回っていたので、刺身とつぼ焼きを試してみた。 ① サザエはよく洗って、刺身用とつぼ焼き用に分ける。 ② 刺身用はしっかり握って、フタの端からナイフを刺して少し引き出す。身にフォークを刺して、内臓がちぎれないようにくる…

平貝と尻高

刺身用の大きな平貝に興味を感じて買い求めてしまった。後日、尻高(しったか)の塩茹でも試してみた。 ① 平貝の貝柱と貝の間に包丁を入れて、剥がすように切り離す。 ② 貝柱を丁寧に切り離し、臓物は捨てる。貝ひもは煮付けにするので分ける。 ③ 貝柱はよく…

旧岩崎邸庭園

御茶ノ水から上野公園に向かって歩いていたら、不忍池の近くで旧岩崎邸庭園の標識を見つけたので立ち寄ってみた。 門を入ってから敷地内の長い道をゆっくり進んで行くと、道端には色鮮やかなアジサイの花が咲いていた。これほど紫色の濃いアジサイは珍しい。…

鎌倉・明月院

梅雨入り後の雨上がりの平日に、友と集いて鎌倉・明月院の紫陽花を見て回った。明月院は、長谷寺・成就院とともに「鎌倉三大あじさい」と呼ばれる名所で、中でも「あじさい寺」といえば明月院を指すほど一番有名である。シーズン中は平日でも行列ができると…

ホワイトアスパラガス

北海道で買い求めたホワイトアスパラガスを、ドイツ風(バターソース)に調理した(3人分)。 ① 大きめのホワイトアスパラガス9本(500g)の茎の下を3cmほど切り落としておく。 ② アスパラガスの頭の下からピーラーでしっかりと剥く。筋が残らないように…

鶏モモ肉とキャベツの味噌マヨガーリック

キャベツが余っていたので鶏モモ肉と味噌マヨで調理した(4人前)。 ① 醤油大1、味噌大1、砂糖大1、マヨネーズ大2、ニンニク1片すりおろし、水大3を合わせてタレを作っておく。 ② キャベツ1/4を大きめのざく切りにしておく。 ③ 鶏モモ肉2枚を一口…

根来寺

和歌山県一周の旅の最後に、紀ノ川沿いの根来寺を訪ねた。根来寺は、大伝法堂を中心とする諸伽藍からなる大伝法院をいい、新義真言宗の総本山であり、一乗山大伝法院と号する。元は高野山内にあったもので、根来寺の開祖・覚鑁(かくばん)上人(興教大師)…

奥の院、御廟

やがて武将たちの墓石群が終わる頃、参道正面に御廟の橋が現れる。右手の杉木立ちの向こうには、帰りに立ち寄る護摩堂や御供所を垣間見ることができる。 御廟の橋は、36枚の石の橋板と橋全体を1枚として37枚と数え、金剛界37尊を表しているといわれ、橋板の…

奥の院、墓石群

奥の院は、承和2年(835)に入定したとされる空海の御廟を中心とする高野山の聖域である。11世紀に祈親の高野山復興によって、大師信仰の聖地として整備された。後世、一の橋から御廟に至る18町(約2km)の参詣道周辺の墓石群を含むようになり、およそ20…

壇上伽藍、中門

金堂の正面手前の一段低い所に中門(ちゅうもん)が建っている。創建年代は不明だが、最初の再建は永久3年(1115)年。壇上伽藍はかつて、天保14年(1843)の大火により、西塔のみを残してことごとく焼き尽くされた。昨年、高野山開創1200年記念の一環で、1…

壇上伽藍、金堂

根本大塔の西に進むと御影堂(みえどう)が建っている。元は空海の持仏堂で、空海没後にその弟子実恵が真如法親王筆の弘法大師御影像を安置したため御影堂と呼ばれる。現在の建物は嘉永元年(1848)の再建で、3間4面の桧皮葺・宝形造。堂内外陣には空海の…

壇上伽藍、根本大塔

金剛峯寺を出て壇上伽藍に向かう。伽藍とは梵語のサンガ・アーラーマの音訳で、本来僧侶が集い修行をする閑静清浄な所という意味である。空海は高野山の造営にあたり、壇上伽藍からはじめ、密教思想に基づく金堂、大塔、西塔などの建立に務めた。根本道場大…

金剛峯寺主殿、蟠龍庭

小玄関の右手に参拝者入り口があり、拝観料を払う。金剛峯寺だけなら500円だが、大塔、金堂など6カ所で1500円の共通内拝券を購入したら、「3時間以上かかりますが大丈夫ですか」と念を押されたが、「そのつもりです」と答えて、主殿に上がり込んだ。 大広…

高野山、金剛峯寺

最後の日は高野龍神スカイライン(国道371号線)を走って高野山まで行く予定だが、3月下旬までは積雪・路面凍結の恐れがあるというのでチェーン携行の交通規制があった。和歌山県と奈良県の県境の標高1000メートル前後の高野龍神スカイラインは、最高峰の護…

高原熊野神社、龍神温泉

世界遺産の熊野古道で一躍脚光をあびるようになった中辺路に沿って、本宮大社から西に進み高原熊野神社に向かった。古来より多くの参詣者が歩いた中辺路は、熊野の山里をたどる山岳道で、途中から国道311号線と付かず離れず並行するけれども、数ある九十九王…

本宮大社、證誠殿、大斎原

熊野本宮大社の創祀は不詳だが本宮大社では次のようにいう。古代、熊野の地を治めた熊野国造家の祖神・天火明命(あめのほあかりのみこと)の子である高倉下は神武東征に際し、熊野で神武天皇に天剣「布都御魂(ふつのみたま)を献じた。時を併せて高御産巣…