半坪ビオトープの日記

アカガエル

今朝方、ビオトープの池の中でヤマアカガエルの「アカ」が枯葉にしがみついているのを見つけた。夕方、同じような格好で水に浮かびながら鳴き始めた。毎日夕方から明け方まで鳴き続けているのだが、だんだん声がかすれ、明け方には鳴き声も「ケケケア、ケケ…

一昨日20日に東京のサクラの開花宣言があり、あちこちでサクラが咲きはじめている。ビオトープでもまた、昨夜からヤマアカガエルが鳴き出した。前は、キララララと鳴いていたが、今回はケロロロロと鳴いている。 これはあきこちで咲いているユキヤナギ。葉…

昨日今日と4月下旬の暖かさで汗ばむ陽気だった。昨日は夜半からヤマアカガエルが鳴きだし、明け方の5時40分まで断続的にキィララララ、キィララララと鳴いていた。私の寝床からも聞こえるので、いつ鳴き止むか耳を傾けているうちに夜が明けた。相手が現…

今朝5時50分から6時まで、ヤマアカガエルがビオトープで鳴いた。キィララララ キィララ キィララララ キィララ、と透き通るような声で淡々と十分間鳴き続けた。産卵場で雌を待ち受ける雄のラブコールなので、ビオトープに雄がいることが分かった。冬眠す…

都会で最小のビオトープがどこまでできるか試してみようとしたきっかけは、放し飼いしているヤマアカガエルの産卵だった。当初は2坪弱、拡張しても約3坪、その中にある小さな池は合わせてもせいぜい1坪しかない。日当たりが悪いので、以前から日陰向きあ…

(8)親ガエルは「クロ」「アカ」「シロ」と名づけた3匹を識別できたが、「クロ」は6月中旬から見かけていないので、ビオトープで冬眠したのは「アカ」と「シロ」の2匹と考えられる。 (9)「クロ」はオスと推定しているが、そうだとすると来年は産卵がないか…

この日記を始めるきっかけになったのは、ヤマアカガエルの産卵である。冬眠までの経過と考察を以下にまとめておく。 (1)4月4日に約500粒のヤマアカガエルの卵塊が、二つ産みつけられた。 (2)4月12日から16日にかけて、約1000匹のオタマジャク…

ヤブマオが茂りすぎて池がよく見えないので半分以上伐採した。すると中央池でヌマエビがゆったり泳いでいるのが見えたが、池が暗すぎて撮影はできなかった。かわりにヤマアカガエルの子ガエルがぴょんと跳ねたのに気づいた。先月見かけた2匹の子ガエルに比…

この前「アカ」と「シロ」を見かけてから一ヶ月、親ガエルは姿を現さなかったが、久しぶりに背中のきれいな「アカ」を見つけた。まだミゾソバやイノモトソウの藪が邪魔で、うまく全身を撮れない。一週間前に確認した子ガエルの模様は、二匹とも「シロ」の模…

ミゾソバの花にはハムシなどの小さな虫がやってくるので毎日ビオトープを覗いている。今朝もいつもの通り覗いたら、ヤマアカガエルの子が飛び出した。一匹もいなくなったと思うようになって一月も経つので驚いた。こんなに狭いビオトープのどこに隠れていた…

今朝見かけたヤマアカガエルの「シロ」は、3週間前と同じくキウイの切り株の近くの植木鉢のかけらの上だった。そのときは赤味がかったシロといったが、今朝は白かった。しかしフラッシュを使った写真を見ると、フラッシュで赤味がかるのが分かった。これは…

昨日・今日と、ヤマアカガエルの「アカ」が少し黒味がかった姿で現れた。藪が深くて全身の写真は中々うまく取れない。ハエを捕まえ針金に刺して、餌としてカエルの目の前にぶら下げたら、うまく舌を出して食べた。キンバエとイエバエ、都合6匹与えた。時間…

池の周りにはユキノシタが茂っている。その葉の上にちょこんと子ガエルが乗っている。以前はたくさんいたカエルがここまで少なくなると、一つ一つの仕草に親しみを覚える。昨日も一匹、隣の庭で見つけた。隣の庭は砂利で、なおかつ30cmほど段差があって…

昨日隠れていたヤマアカガエルはやはり「シロ」だった。今日は植木鉢の上に悠然と構えていた。10日前の姿と比べると、少し赤みがかっている。多分、植木鉢の陰にいた擬態の影響だろう。それとも、以前白っぽく見えたことが擬態の影響だったのかも知れない。

ヤマアカガエルの子供は3・4匹しかいなくなったようだ。雨が降るたびに外に出て行くので減ってきたが、昨日の雨で出かけた子ガエルが今朝方ビオトープのすぐ外にいた。ビオトープの左側では、植木鉢のかけらの陰から親ガエルが枯葉を引き寄せていた。近く…

2週間ぶりにヤマアカガエルの「アカ」を見かけ、ようやく撮影に成功した。中央池と右の池周辺にはミゾソバとヤブマオが密生していて、池のふちに構えている親ガエルを見つけてもピントを合わせて撮ることが難しい。このところの猛暑で子ガエルも含めカエル…

奥只見湖畔の銀山平にある白銀の湯の裏手に遊歩道がある。その脇に流れる小川でオタマジャクシを捕った。大2匹が35mm、小5匹が25mmの大きさだが、種名は分からない。その近くの山道でニホンアカガエルの成体(60mm)と亜成体(20mm)を見…

小さなカエルは10匹弱いるが、全体に育ちが悪い。最後にカエルになったのが10日前だが、変態直後と同じ10mmほどのものがまだ数匹いる。このカエルは15mmほどある。親ガエルの「アカ」がここ4日間、毎日池の淵に姿を現しているが、深い藪のため…

3日前に右の池、2日前には中央池に現れた、3匹目のヤマアカガエルの親と呼んでいる白いカエルが体格では最も大きい。これからは「シロ」と呼ぶ。2日前に右の池にいた、最も赤い親ガエルをこれからは「アカ」と呼ぶ。6月18日に一度保護した全体的に黒…

相変わらず網の外に2匹、隣の庭に6匹子ガエルがいたので保護した。親ガエルも久しぶりに2匹同時に見かけ、本日はヤマアカガエルの天国となった。ただし、子ガエルは網の外が多く、夕方には大きなヤモリがビオトープのすぐそばまで来ていたので心配だ。

今朝も小さな弟ガエルが3匹、網の外に出ていたのでビオトープに戻した。植木鉢のかけらの上に登った一番小さなカエルが最後の末っ子ガエルと認定した。戻しても戻しても外に出て行かれると、エサも広さも足りないことが痛感される。

ニホンアカガエルとヤマアカガエルは非常によく似ていて、中々区別が付きにくい。どちらも低地から山地まで棲息するが、どちらかといえば、ニホンアカガエルは低地に、ヤマアカガエルは山地に多い。見分け方は三つある。1.背中にある二本の背側線が、ニホ…

6月上旬から約1ヶ月半にわたって順々にオタマジャクシからカエルになってきたが、ようやく最後が近づこうとしている。この間、数十匹もの子ガエルが上陸したが、ほとんど旅立ってしまった。親ガエルもすっかり見かけなくなった。このオタマが最後かと思う…

池の中、コカナダモの間でのんびりすごしているオタマがまだいる。ほとんどが産卵から上陸まで養殖で2ヶ月、放任で2ヵ月半から3ヶ月かかったが、まったくマイペースのものがいるのも自然の摂理かもしれない。ようやく足が出てきたのでそろそろ上陸するだ…

7月2日に見つけ3日に書いた白っぽいカエルを、その後、昨日と今日も見かけた。その間に赤い母ガエルも2度見かけているし、父ガエルは黒模様が違うので、どうみても三匹目の親ガエルとなる。赤みが薄く、灰色やはだ色に近い。春ランの陰に隠れているので…

池にはまだ、オタマジャクシがのんびり泳いでいる。あと20匹位いる模様だ。上陸してくるスピードも落ちているが、逃げ出すカエルもたくさんいて、密度が増えている様子はない。毎朝、網の外に出ている小さな弟ガエルを2匹前後保護してビオトープに戻して…

シュウカイドウの葉にあいた穴からカエルがちょこんと顔を出している。秋海棠は中国原産のベゴニアの仲間で、秋にピンクの花を咲かす。湿地の半日陰を好むのでこの池がぴったりだ。

昨日、見慣れない白っぽい親ガエルを見つけ驚いた。赤みが強い母ガエルが白くなったと思ったが、よくよく見るとどちらとも違うようにも見える。まさか3匹目の親ガエルではあるまい。無理せずそのうち判明するにまかせよう。4月に見たカエルは水の中で緑が…

キウイの切り株を含む増設地が殺風景だったので、小さな池(23・33・13cm)を設置し、姫スイレンとホテイアオイを入れた。左の池では、見慣れない白っぽい親ガエルを見つけ驚いたが、どうやら母ガエルの色が変わっていたみたいだ。出入り自由で、な…

今朝方ビオトープを見ると、なんと網の外でカエルがぴょんと跳ねた。網に追いやると網をよじ登り、途中でするりと網を潜り抜けて内側に飛び降りた。逃亡を阻止するために張った網が、変態直後の小さいカエルにとっては出入り自由だったのだ。5匹をビオトー…