半坪ビオトープの日記

ヤマアカガエルの腹模様

ニホンアカガエルヤマアカガエルは非常によく似ていて、中々区別が付きにくい。どちらも低地から山地まで棲息するが、どちらかといえば、ニホンアカガエルは低地に、ヤマアカガエルは山地に多い。見分け方は三つある。1.背中にある二本の背側線が、ニホンアカガエルではまっすぐで、ヤマアカガエルでは中ほどで狭くなるようにカーブしている。2.あごの下の黒いまだら模様が、ヤマアカガエルではくっきりしている。3.後ろ足のバンド状の濃茶色の帯模様がヤマアカガエルではくっきりしている。6月に一度、水槽に保護したときに撮った親ガエルの腹側の写真を見ると、ヤマアカガエルの学名(Rana ornativentris =腹に模様を持ったアカガエルの意)の意味がよくわかる。