半坪ビオトープの日記

アカガエル

池の周りにたくさん生えていたユキノシタやセリなどが、ほとんど毛虫に食べられて無残な姿をさらしている。そんななか、中央池のほとりにぽつんと一つ、ダイコンソウの可憐な花が咲いた。母ガエルが右の池にいた。すっかりこの池を住処にしている。子ガエル…

池に浮いているキウイの葉の上に弟ガエルがちょこんと座っている。上陸直後でまだ尾の残りが少し見える。兄ガエルの大きいものと比べると身長で半分、体格は四分の一位だ。

一週間ほど前に亜成体(兄ガエル)を放したときに色々なポーズをとった。最も表現力豊かだったのがこのカエルだ。これからも自己主張していくだろう。

今日も父ガエル、兄ガエルと弟ガエルを数匹見かけた。網の外で小さな弟ガエルを2匹見つけ保護した。小さくて網を通り抜けるのか網の下を潜り抜けたのかわからないが、とにかくこの2匹は飼育箱に移した。池に浮かぶキウイの葉にカエルが休んでいた。その脇…

今日はヤマアカガエルの親ガエルを2匹同時に見つけた。今日始めて見つけたカエルがやや大きく赤みが強い。つまり、今まで見かけた親ガエルがすべて父親ガエルで、今日始めて見つけたカエルが母親ガエルであることが確かめられた。6月18日の父親と今日の…

次から次へと上陸するようになり、順番がわからなくなった。変態直後は黒くてまだ尾の名残があり、それがだんだん消えて2週間ほどで親のアカガエルとそっくりの亜成体となる。今日は親ガエルも亜成体も変態直後のカエルも見かけて感慨も一入だ。当面の呼び…

既に3匹は上陸しているのだが、黒くて見分けはつかない。一応2号とした。これはメロンを目の前にして構えている。ナメクジやダンゴムシもいるが、ショウジョウバエを狙っているのだろう。たくましい限りだ。それにしても、すっかりアカガエルになった亜成…

小さな池で粗食に耐え、ゆっくりと育ってきたオタマが、ようやく上陸をはじめた。昨日放した栄養満点の養殖ガエルと比べると、およそ2週間遅れの変態であり、一回り小さく見える。まだ変態直後なので黒っぽい。これから続々と上陸すると思うとエサが足りる…

卵から水槽に分けて、オタマになったら毎日ほうれん草を食べさせ、飼育箱に入れてからは二週間ショウジョウバエを集めたが、それを食べたかどうかは分からない。その六匹の養殖カエルが、立派な亜成体となり、ようやくヤマアカガエルと判定できるようになっ…

キウイを伐採した跡地(1�)をビオトープに加え、カエルが飛び出さないように高さ60cmの網を張った。本来の趣旨からすれば網を張るべきではないのだが、ここから出たら自活できる環境がほとんどない都会でカエルを放し飼いする以上、仕方がないと思う。…

今まで何回か池の中で垣間見た親のヤマアカガエルを、急遽保護したおかげでゆっくり見られる。イモリと一緒に大きな水槽に入れたが、やはり石の裏に隠れてしまった。無理やり石をどけてアップで撮った。

たった4mmほどのキウイヒメヨコバイに栄養を吸い取られ、すっかり衰弱したキウイの大木をとうとう伐採してもらった。キウイの根元には大小の植木鉢が散乱していたので、朝方片付けていたら、アカガエルが突然飛び出してきた。ここ2ヶ月ほどほとんど見か…

ホウレンソウで育てたカエルはとうとう六匹となり狭い飼育箱に一緒にした。メロンに群がっていたアリは一晩で消え去った。ショウジョウバエは庭のメロンに集まっていたので、庭のメロンをすべて処分したら、飼育箱に少しは戻ってくるようになった。オタマが…

また一匹カエルになった。かなり手足の指が長く、吸盤もあるのでガラスを登っていく。腹が見えるので写真に撮ったが、アマガエルや他のカエルと同じように白いだけで特徴はない。これも飼育箱に移した。大きな水槽には手足の生えたオタマが一匹になった。水…

アカガエルは続々と言いたいところだが、水槽でホウレンソウで養殖して育てたオタマ11匹のうち5匹は二回目の放流で川に返した。残りの6匹のうち四匹がカエルになったが、あと二匹は大きな水槽でカエルになろうとしている。四匹は小さな飼育箱で生きるか…

現在残ったオタマの数は推定で左池20+中央池50の計70匹だが、あくまでも推定の域を出ない。5月3日の一回目の放流後の残りは、左池70〜100、中央池170〜200いたはずだ。昨日採ったのが25と50匹で、水草や岩が邪魔して全てを浚ってい…

1cmあった尾も一晩でなくなり、とうとうカエルになった。産卵からちょうど2ヶ月かかった。水槽でホウレンソウをたっぷり食べて一番早く成長した。昨夜はヤモリと一緒にしたので、食べられてしまったかと心配したが、岩陰に隠れていた。手の出たもう一匹…

毎日観察しているのだが、昨日所用で遅くなり今日見ると、すでに手の出たオタマがおり、尾も短くなっていた。昨日手が出たとすると、一番早く足が出たのが25日だから最短で8日かかった計算になる。全ての足が出たのが一両日だから続々とカエルになってし…

足の生えたオタマにはカルシウムが必要なので、煮干や干しえびがよいと言われているが、ついつい食いつきのよいホウレンソウをあげてしまう。煮干も柔らかくなるとよく食べる。足の立派なオタマと貧弱なオタマのほか、極端に背骨が曲がっているオタマも二匹…

水槽のオタマジャクシに早くも足が出た。と思った翌日には11匹全てに足が出た。4月4日の産卵から数えて約60日だが、同じ環境では誤差がこんなにも少ないのかと驚いた。毎日ホウレンソウを与え続け、55ミリの大きさに育った。養殖太りが心配なので、…

キウイの花が池にたくさん落ちているが、それを一所懸命オタマが食べている。日陰の暗い池では真っ黒に映る水面を、明度補正で明るくしてみてようやくオタマの姿が見えてきた。

水槽のオタマジャクシは食欲旺盛でまさに養殖太りだ。今にも足が出そうなので、プラスチックの飼育ケースでヤマアカガエルを飼う方法を考えた。左半分に砂地を設け、草を植える。右半分には水を入れる。玄関先に飼育ケースを置く。砂地にメロンの皮を置き様…

水槽のヤマアカガエルのオタマは、毎日朝から晩までホウレンソウを食べて大きくなり、頭と胴の境目がくびれて透明になっている。今にも足が出てきそうだ。全長4cmはある。池のオタマは、のんびり水草をつついているが、なかなか大きくならない。育ち具合…

一日おきにホウレンソウを与えているが、よく食べる。1割ほどいる孵化の遅れたヤマアカガエルのオタマはもともと小さいが、それでも12ミリほどになった。大きなオタマは、すくすく育ち20ミリほどになり、並ぶと体格の差がはっきりする。

水槽のオタマは密度も高くて他にすることもないからか、狂ったようにホウレンソウを貪り食っているので、成長が早そうだ。池のオタマはまだ小さくて、のんびり水草を食べている姿が微笑ましい。数日前に撮ったヤマアカガエルのトリミングがようやくできた。…

ヤマアカガエルのオタマジャクシはホウレンソウの食いっぷりがよい。水もずいぶん汚れてきたので入れ替えた。ついでに数を数えてみたら、それぞれの水槽に約300匹以上いる。池にも1/3残したのだから、卵塊二つで約千個の卵が産み落とされた計算になる。…

朝にはホウレンソウにヤマアカガエルのオタマジャクシが群がっていたが、夕方にはほとんど食べつくしていた。新たにえさを与えた。池の中でもオタマジャクシが十数匹見えた。

オタマジャクシはまだホウレンソウには見向きもしない。まだ早すぎたかもしれない。日暮れの池でまたヤマアカガエルを見つけた。大きな枯葉の陰から頭をのぞかせていた。

ヤマアカガエルのオタマジャクシは卵塊からほとんど出て、抜け殻のゼリーを食べては休みしている。そろそろえさを与えはじめようと、ホウレンソウを茹でて与えたが、まだ食べられることに気がついていない。

大きい池から卵塊を移した水槽では、すでに7割ほどが卵塊から外に出て泳ぎ始めている。ヤマアカガエルのオヤマジャクシの頭の形がはっきりしてきた。体長は7〜8ミリ。だが小さい池から卵塊を移した水槽では、頭の形がまだはっきりしない。よく見ると2割…