半坪ビオトープの日記

秋田駒ヶ岳、八合目


大鰐温泉岩木山にも八甲田山にも戻ることができるので予備日として泊まったが、急遽予定を変更して大鰐温泉を朝早く発ち、100km南の秋田駒ヶ岳に向かう。今回の東北旅行は始めと終わりが雨続きで、雨の降らない日は中3日しかなかった。そのためハードだが3日連続で山登りとした。今回、秋田駒ヶ岳にぜひとも登りたいと思ったからである。
秋田駒ヶ岳は、夏から秋にはマイカー乗り入れが規制されるので、麓の田沢湖高原温泉郷にある、アルパこまくさ駐車場でシャトルバスに乗り換えねばならない。
10時になってしまったが、薄曇りでもなんとか駒ヶ岳が見えたのでホッとした。

バスは20分ほどで秋田駒ヶ岳8合目に着く。すでに標高が1310mあり、1時間半ほど歩けば、駒ヶ岳の最高峰、男女岳(1637m)の山頂に至る。登山口の右手には男女岳の尾根が見え、正面にようやく見えるのは横岳で、その左は焼森であろう。

駐車場のすぐ北には、笹森山(1414m)が真近に見える。

駐車場の脇に、八甲田山岩木山と違って、すでに色とりどりの花が咲いているので、期待が膨らむ。

早速きれいな赤紫色の花を咲かせているウゴアザミに出会った。八甲田山でも岩木山でも見かけた、北東北の代表的なアザミである。

この白いシオガマは、エゾシオガマ(Pedicularis yezoensis)である。北海道と本州中部地方以北の亜高山帯〜高山帯の草地に生える多年草で、高さは20~50cmになる。黄白色の唇形の横向きにねじれた花が、下段から上段にかけて咲いていく様は風変わりである。

こちらのキク科の花は、ゴマナ(Aster glehnii var. hondoensis)である。本州の山地の日当りのよい草原に生える多年草で、高さは100~150cmになる。8月〜10月にかけて、茎先に多数の小枝を分け、白い菊に似た小型の頭花を散房状に多数つける。葉は長い楕円形で、互生する。葉の先は尖り、縁には粗い鋸歯がある。

草深い登山道を進み、しばらくして振り返ってみると、先ほど駐車場の北にあった笹森山が見え、その右手に湯森山(1471m)が連なっていた。