半坪ビオトープの日記


マンリョウヤブコウジ、カラタチバナなど正月に向けて縁起の良い赤い実のなる鉢物が店頭に並ぶようになった。
以前にも取り上げたことがあるカラタチバナ(唐橘、Ardisia crispa)であるが、白色の実もある紅白揃いの鉢が珍しい。白実のものは、シロミノカラタチバナあるいはキミタチバナと呼ばれる。

十両と呼ばれるヤブコウジに対し百両にあたるのがカラタチバナで、茨城県以西の日本および中国に分布する常緑小低木である。

古典園芸植物として、マンリョウなどとともに江戸時代に人気を博した。別名は、百両のほか、コウジ、タチバナマンリョウとも呼ぶ。