半坪ビオトープの日記


池袋西口の芸術劇場の脇を入った所に、マレーチャン(MALAYCHAN)というマレーシア・エスニック料理の店がある。
マレーチャン(馬来煎)とは、エビを発酵させたプラチャンという調味料に、干しえびやレモングラス、ショウガ、ニンニクなどをスパイスを加えて煮詰めたソースのことである。

多民族国家のマレーシア料理は、ココナッツオイルやココナッツミルクをよく使うマレー系と、海鮮をふんだんに使う中華系と、香辛料をたっぷり使う南インド系の料理が組合わさっている。このグリーンカレーは、マレーシアの香辛料・調味料が使われていて、普通のグリーカレーとひと味違って美味しい。鶏肉もふんだんに入っている。

マレーチャンでは、HALAL(ハラール)というマレーシアの宗教を尊重して、イスラム教徒向きの食事を提供している。豚肉を排除し、鶏肉と牛肉が使われる。こちらのハーブチキンは、彩り野菜のハーブソースがたっぷりとかけられていて美味しく食べられる。
以前に食べたことがある金目鯛のヘッドカレーも、風変わりな中華系のカレーで好評を得ている。