半坪ビオトープの日記


大鳥居をくぐって左にあるこの宮乃咩(みやのめ)神社という摂社は、創立が本社と同じというから、大国魂神社の前身であったかもしれない。
祭神は天鈿女命(あめのうづめのみこと)で、演芸の神、安産の神として崇敬されている。7月12日の例祭にて青袖舞を奏し、翌朝杉の舞を奏する。
源頼朝の妻、北条政子の安産を祈願したという言い伝えがあり、7月12日に安産特別祈願祭が行われる。今は残念ながら工事中であった。

拝殿の左には水神社がある。祭神は水波能賣命(みずはのめのみこと)という。龍の前まで行くと地下から汲み上げている神域の霊水が勢いよく出てくる。

その右の松尾神社は、寛政12年(1800 )武蔵国醸造家により勧請された。大山咋命(おおやまくいのみこと)を醸造の守護神、開拓の祖神として祀る。

一番奥にある巽(たつみ)神社は、祭神として市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)俗に弁財天を祀っている。元は市川にあった市神社で、その社を当神社本殿の辰巳南東の方向に遷座したのでその名がついた。