半坪ビオトープの日記


これはその昔、時刻や緊急事態を知らせる太鼓を置いた鼓楼という建物である。寺院の釣鐘に対し、神社では大太鼓が叩かれる。
慶長年間に三重塔とともに造営されたが火災で焼失し、嘉永7年(1854)に再建された。

宝物殿の左にある神楽殿は、昭和6年昭和天皇の御大典記念事業として建設されたが、平成7年に改修されている。

楽殿の左には住吉神社大鷲神社がある。大阪住吉から分祀住吉神社は、表筒男命(うはづつおのみこと)、中筒男命底筒男命を祭神としている。
阪堺大鳥神社から分祀大鷲神社は、大鷲大神(おおとりのおおかみ)を祭神としている。

徳川家康を祭神とする東照宮は、元和4年(1618)二代将軍秀忠の命により造営された。家康没後、駿河国久能山より下野国二荒山に霊輿を遷す途次、この国府の斎場に一夜逗留されたので、その遺跡を伝えるために造営されたという。