半坪ビオトープの日記


最終日はいくつかリフトを乗り継いだ後、蔵王スカイケーブルで中央高原駅に上った。

駅前に蔵王大権現堂がある。権現とは「権(かり)の姿で現れる神仏」を意味している。蔵王権現とは、インドに起源をもたない日本独自の仏で、奈良県吉野の金峯山寺本堂(蔵王堂)の本尊をさす。釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の合体したものとされる。

宮城蔵王になる刈田岳山頂の刈田峯神社と、麓の遠刈田にある里宮の刈田峯神社に、吉野の蔵王堂より勧進して併置したことから、この地も蔵王と呼ばれるようになったという。

帰りがけに紹介された、ジンギスカンの店(ろばた)は、バスターミナルの前の高湯通りの坂を上ったところにあった。
ジンギスカンの発祥の地は一般的には北海道と思われているが、東京杉並説のほか、ここ山形蔵王でも当地が発祥の地と名乗っている。
ともかく、この店のジンギスカンはとてもおいしかった。