半坪ビオトープの日記


日曜日に、多摩丘陵よこやまの道を歩いた。多摩丘陵は武蔵の国府(府中)から眺めると横に長く連なる山々で、万葉時代から「多摩の横山」と呼ばれていた。
朝から寒空が晴れ渡り、京王線多摩川を渡るころに富士山が眺められた。

よこやまの道は、多摩市、川崎市、町田市の市境に沿って多摩丘陵の尾根を辿る、「多摩の自然と歴史にふれあう道」で、都市基盤整備公団が整備してきたコースである。
若葉台駅西交差点を左に上り始めると、彼方に丘陵が望まれた。だが、よこやまの道の手前には、案内標識がどこにも見当たらなかった。手前の川崎市はこのコースに関心がないのかもしれない。

整備してから何年たったのか、初めてのよこやまの道入口の案内標識はかなり傷んでいた。

若葉台駅から20分ほどで丘の上広場に着く。丘の向こうには多摩市、府中市など多摩川周辺の市街地が見える。