半坪ビオトープの日記


樹氷高原駅を過ぎると百万人ゲレンデに出る。百万人とは大げさだが、広々としたゲレンデをゆったり滑ることができるのは心地よい。
最近の若者はほとんどスノーボードで滑っているが、これだけ広々としているとスキーと混在していても衝突の不安は感じない。

夕方、また樹氷高原駅を越えて、大平コースを通って中森ゲレンデに出た。
途中で、夕焼け空とまではいかないが、夕陽に色づいた空のもとで樹氷を見ることができた。
蔵王温泉の開湯は1900年前、日本武尊の東征の際、従軍した吉備多賀由により発見されたという。強酸性の硫黄泉で、皮膚病、切り傷、高血圧症などに効くといわれる。
蔵王温泉大露天風呂は、上ノ台ゲレンデと中森ゲレンデの連絡橋の脇にあり、白濁して少し青みがかっている。春から秋までの営業で、冬場は休みである。

中森ゲレンデ脇の宿泊ホテルで、雪見露天風呂を満喫した。

朝方、ホテルの廊下から大きな氷柱(つらら)を見上げた。東京でも昔はよく見掛けたが、最近は暖かくなったせいか見た記憶がない。久しぶりの氷柱だ。