半坪ビオトープの日記


この風変わりな花は、ユリ科ラシュナリア属のルビダ(Lachenalia rubida) という。属名は、スイスの植物学者ド・ラ・シュナルの名にちなむ。ラケナリアと呼ばれることも多い。

南アフリカのケープ地方原産のこの属の花は100種近く知られていて、アフリカンヒアシンスとの別名があるように、筒型の総状花序をもつものが多いが、花色も花形も変化に富む。花期も種により異なる。
このルビダは、斑紋のある2枚の葉の間から25cmほどの花茎を出し、3cmの筒型の明紅色の花を10個ほど秋に咲かせる。