半坪ビオトープの日記

サルビア・レウカンサ

紫色のいわゆるメドーセージや赤くて細長いベニバナサルビアなどサルビア属の花は夏から秋にかけて長く咲くものが多いが、この花はもっぱら秋に咲く。アメジストセージとかメキシカン・ブッシュ・セージと呼ばれる、サルビア・レウカンサ(Salvia leucantha) である。
メキシコから中米原産の常緑多年草で、9月から11月にかけて咲き、ハーブやドライフラワーにも利用される。
ビロード状の紫色の萼が美しく、普通は右上の花のように中の唇状の花が白いが、このように中の花も紫色の品種もある。大きな株を形成することが多い。
東京でもときどき見かけるが、和銅遺跡近くのそば畑の脇に咲いていた花の色は特に鮮やかだった。