半坪ビオトープの日記

サルビア・アズレア

サルビアの仲間は世界に500種以上あるといわれる。赤い花が多いが、青色系もいくつか知られている。紺色に近いメドーセージブルーサルビアもあるが、この花はもっとも明るいサルビア・アズレア(Salvia azurea) という。
英名は、blue sage あるいは skyblue sage といい、azure は空色のことだが、ソライロサルビア(S. patens) という種は別にあるので、サルビア・アズレアという学名で流通している。
アメリカ合衆国サウスカロライナからフロリダ、テキサスなど南東部原産の非耐寒性多年草。8月から11月にかけて次々に空色の花を咲かせる。
英語ではサルビア属の花をセージ (sage) というが、日本では一般にサルビアという。ところがややこしいことに、日本でセージというハーブの花の英名は、common salvia あるいは garden salvia という。