半坪ビオトープの日記

コルチカム

長瀞の手前、寄居の玉淀大橋の近くに「県立川の博物館」がある。寄ってみたが子供向きの博物館で見どころは少なかった。
近くの畑の脇に大きなコルチカムの株があった。一般的にコルチカムと呼ばれているのは、ユリ科コルキクム属(Colchicum)の花で、ほとんど園芸品種である。
属名は黒海に面したアルメニアの古い都市コルキス(Colchis)の名にちなむ。ヨーロッパ、北アフリカ西アジア原産で60種以上あり、黄色、白色、紫色など多彩だが、園芸品種は圧倒的にピンクが多い。
机の上に置いたままでも咲くほど強い花として有名である。花期は9〜11月、葉は翌春出現する。右上の花は都内で見かけたもの。