半坪ビオトープの日記

カエルの卵の孵化


3月中旬に茨城県北部の里山で、カエルの卵塊を見つけた。今までの経験から推定すると、直径約12〜3cmの卵塊だったので、元の大玉には約1,500個の卵が入っていたはずだ。

容器を持っていなかったので、掌に乗る分だけ持ち帰った。約150個の卵を4つに分けて、水槽、小さい火鉢、カエル池にある大きな池、小さな池に入れた。

水槽に入れた卵は50個ほどでくっついている。見た目は、経験のあるヤマアカガエルの卵塊に似ているが、他のカエルの卵を孵化させたことがないので、育ててみなければカエルの種類はわからない。

火鉢に入れた卵と大きな池の卵は、水面が反射してうまく撮れなかった。これは小さな池に入れた卵。

12日経過後、水槽の卵が横にズングリと伸びて、頭部と胴部に別れ始めるものがいくつか見られる。

15日経過後の4月上旬、細長い棒状のオタマジャクシとなって卵塊から出て、餌として入れた茹でたホウレン草にくっついているものもあった。この日を孵化した日とする。

24日経過後、茹でホウレン草を食べ尽くすと水が汚れてくるので水換えするがその3回目、バケツに取り出して数を調べた。大小合わせて44匹数えられた。

26日経過後、カエル池にある大きな池でオタマジャクシは確認できなかったが、代わりにツチガエルを1匹見つけた。昨年の9月上旬に房総で捕まえて放したツチガエル、ヌマガエル数匹の内、少なくとも1匹が居着いて冬越ししたことが確認できたことになる。おおよそ25mmの大きさだ。