半坪ビオトープの日記


去年の5月に続き、小火鉢の中で水草に隠れたヤマアカガエルを数日前に見つけた。冬眠もせず疲れ切ったのか寒いのか元気がないし、腹もかなりへこんでいる。
ビオトープに戻ろうとしたのだろうが、小火鉢(高さ25cm直径30cm)に入ると出られず、水草や藻のせいか緑がかっていた。かなり前からここにいたと思われる。写真を撮った後、ビオトープに戻した。

さて、09年のまとめを済ませておこう。5年連続となったヤマアカガエルの産卵は、今までより6週も早く2月14日に2回行われた。産卵後もひと月の間鳴き続けたのは初めてである。
しかし卵塊は例年より一回り小さく、卵塊のひとつは孵化しなかったが、そんなことは初めてである。
300匹のオタマジャクシの半分だけを、例年通り茹でたホウレンソウを与えながら水槽で飼育した。

産卵が早かったので孵化および生育も早く、5月中にほとんどのオタマジャクシが子ガエルになって上陸した。例年だと7月頃なのでかなり早かった。
ただし、秋には子ガエルは1匹も見かけなくなり、狭いビオトープにいる5cmほどの親ガエルは、この日見つけたものも含めて3匹前後と思われる。
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