半坪ビオトープの日記

ヌマガエル、ツチガエル、イモリ


恒例の房総岩井の夏合宿で、ヌマガエルとツチガエルを連れ帰ったが、これで3年目になる。

早速、カエル池に放した。泥まみれのように見栄えのしないカエルでよく似ているが、背中に白い線がある方がヌマガエルである。

こちらがツチガエルであり、どちらも約15mmの今年生まれである。

一昨年のときは、数匹越冬したのを春にも確認できたが、去年はひと月ほどでみかけることがなくなった。池の周りには草が生い茂り、池の中もスイレンが殖えたため、カエルを見つけるのは難しい。二日後にスイレンの葉の上にかろうじて1匹見つけた。

一週間後にもスイレンの葉の脇にヌマガエル2匹を認めた。

今年は逃げ道を塞ごうと、レンガ以外の塀に沿って細かい網を張りめぐらしたが、どうなるだろうか。

二週間後に、カエル池から5mも離れた庭のはずれに置いてある大きな火鉢の中にヌマガエルがちょこんと座っていた。やはり、網のどこかから逃げ出してきたのだろう。行き場がなくて水の匂いのする火鉢に入り込んだようだ。

隣の小さな火鉢にももう1匹浮いていた。火鉢からは外に出ることができず、餌もないので、見つけて戻さなかったら飢え死にするところだ。

六週間後の最近になっても、1匹だけはスイレンの葉の脇に認められた。

10年以上も前から室内の大きな水槽で飼っているイモリ(アカハライモリ)4匹のうち、左下の1匹(アカ)がすっかり痩せて餌も食べなくなってしまった。月2回の赤虫(ユスリカの幼虫)だけという粗食によく耐えてきたのだが、そろそろ寿命が尽きる頃かもしれない。

最期は太陽の光を浴びるようにと、カエル池に放した。