半坪ビオトープの日記

美瑛、四季彩の丘


旭山動物園の後の昼食は、有名な旭川ラーメンだが、人気店が数多くある中で選んだのは「ラーメンくさび」で、開店と同時に店に入った。醤油が定番の旭川にあって、味噌で人気を博す店である。

赤味噌、黒味噌、白味噌、麦味噌、合わせ味噌と、味噌味だけでも5種を揃える。まずは赤味噌ラーメン。辛口で重厚な味は味噌ラーメンの基本といえよう。肉厚のチャーシューも美味しい。

次に黒味噌ラーメン。3種の味噌のブレンドに生薬を加えたもので、ちょい辛でコクがあり、生薬の有り難さが感じられて絶品である。

昼食後、ひたすら南下し、美瑛の丘と富良野のラベンダー畑を目指す。花人街道の右手に「ぜるぶの丘」が見えた。花の輪がきれいだったが、先を急いだ。

美瑛のはずれに近く「四季彩の丘」があったのでそこに寄ってみた。大きな青空の下、赤、白、ピンクのゼラニウムの花が整然と植えられている。

黄色とオレンジ色のマリーゴールドも大量に色分けされている。

花畑の向こうには緩やかな美瑛の丘が広がり、彼方には十勝岳連峰から大雪山までの山並みが見渡せる。

これだけ多くの花々は、ただ観光客のためだけに植えられているのだろうか。この四季彩の丘は、有料のアルパカ牧場やレストラン、売店などを経営しているが、花畑の入場料は基本的に無料で、花畑の維持管理費用への募金をお願いしているだけである。

こちらは秋まで咲き続ける鶏頭の花である。咲き終わって整地された畑もあり、次々に植え替えられていく様子がうかがえる。トラクターバスに乗って、のんびり揺られながら花畑を観て回る人々もいる。

ラベンダーはちょうど盛りを過ぎた頃で、秋の花コスモスが満開で見頃だった。