半坪ビオトープの日記


下落合駅の近くで妙正寺川神田川が落ち合う。そこにせせらぎの里公苑がある。1964年開設の都の下水道局落合水再生センターの上部を公苑化し、1987年に開設されたという。

下水の浄化水を源泉とした「せせらぎ」を中心とし、日本庭園風の修景緑地として整備し、四季折々の草花やサクラ、ウメなどの木々が植えられている。

下水処理能力は45万㎥/日あり、中野区の大部分とその周辺を区域としている。無料開放だが夜間は閉鎖し、花壇などの管理も行き届いている。

葉が細くヒャクニチソウを一回り小さくしたような白や黄色の花は、ジニア属のアングスティフォリア(Zinnia angustifolia) という。和名は、ヒャクニチソウ属のホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)という。
メキシコ原産で高さが30cm弱の1年草。7月〜10月まで咲く。
星型のくっきりとした小さな花をたくさんつける赤や桃色の花は、アカネ科ペンタス属のランケオラタ(Pentas lanceolata)という。和名は、クササンタンカという。
東熱帯アフリカ及びアラビア半島南部が原産地で、星型の花径は15mmほど、6〜10月と花期が長い。花色は赤、桃、白などがあり、園芸上はペンタスで流通している。