半坪ビオトープの日記

アカガエル発見


三日前、ようやくニホンアカガエルを発見した。去年10月にカエル池に放した後、ほどなくして冬眠に入ったと思われるが、冬眠あけの姿はなかなか確認できなかった。
まず、カエル池の近況を確認しておこう。冬の間咲き誇っていたイソギクは、春には峠を過ぎた。5月上旬には、セリが池の廻りに葉を茂らせていた。池の脇では、ツボサンゴのヒューケラ・ファイヤーチーフ(Heuchera Fire Chief )が赤く小さい花を咲かせていた。

6月上旬には、シロタエギク(Senecio cineraria)の黄色い花が満開となった。

7月になると、スイレンの葉も広がり、シロタエギクやイソギクの長い枝が池に覆い被さるようになって、池の面がほとんど見えなくなった。水やりの最後に突然、池の縁からカエルが飛び出し池を越えて走っていったけれども、姿はまったく確認できなかった。

翌日の午前中に、池に覆い被さっていたイソギクとシロタエギクの長い枝を切り払った。

すると午後になって、一匹のニホンアカガエルが池に悠然と浮かんで身体を休めているのを見つけた。

去年10月に放したときは2cmほどの大きさだったが、すっかり大きくなって4〜5cmはある。

2匹放したのだが、今までなかなか姿を見かけることがなかった。1匹だけでも確認できて、ようやく名実共にカエル池といえるようになった。