半坪ビオトープの日記

ニホンアカガエル発見

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ニホンアカガエル発見

先日、庭の片隅に放置されていた水槽の底に沈んでいる、5cmほどの大きさのカエルを偶然見つけた。2年前にもこの時期に、大きな火鉢の中に浮かんでいるカエルを保護したが、冬眠から覚めると遠くに移動する習性があるのだろうか。カエル池と称して仕切られた一坪のビオトープにいる生き物は、ダンゴムシ、アリ、ヤスデ、ナメクジくらいで、断然カエルの餌には足りないし、身動きもできないほど草が密生しているので、逃走したくなる気持ちはよくわかる。

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アカガエルを保護

火鉢と同様、高さ30cmのこの水槽も、一度入れば二度と自力では出られない。何日前から水槽に飛び込んでいたかはわからないが、人が見つけなければいずれ溺れ死ぬところだった。網ですくい上げ、一坪ビオトープの池に戻した。

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2018年春に見つけたニホンアカガエル

2018年春に見つけたニホンアカガエルは、すでに5cmほどの成体で、2015年にカエル池に放したカエルが3年生き延びて育っていたとわかった。そのカエルだとすると5年生き延びていたことになる。これがその時のニホンアカガエルだ。

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2017年に放したニホンアカガエル

しかし、2017年にもニホンアカガエルのオタマジャクシを小さなカエルまで育てて、カエル池にたくさん放してあるので、3年生き延びて育てば5cmほどの成体になるから、その時のニホンアカガエルの可能性もある。これがその時の子ガエル。細かな体の模様が確認できないのでどちらとも断定できないが、どちらにしてもニホンアカガエルであることは間違いない。