半坪ビオトープの日記


日曜日に、数年前に分家しておいた埼玉の大利根月夜さんから、何代目かの里帰りとしてヤマアカガエルの卵をいただいた。
産卵からもう2週間ほど経っているというので、有精卵ならばそろそろオタマジャクシになるはずである。

卵は、池の中のミツバの葉の手前におよそ数十粒ある。
カエル池の方は壁にうっすらと藻が生えてきて、小さなミジンコも百匹ほど元気に泳ぎ回っているが、とても餌としては足りない。

池の回りでは、セリやホタルブクロの葉が伸びてきて、ツボサンゴの花が咲き出した。緑の葉の方は、ヒューケラ・ファイヤーチーフ(Heuchera Fire Chief) という品種で、赤い葉の方は、ヒューケラ・パリ(H. Paris)という品種である。ツボサンゴ(H. sanguinea) は北アメリカ原産だが、葉色や花色に改良がなされて多くの園芸品種が出回っている。

花壇では、ボリジ(Borago officinalis)とラベンダー(Lavandula)が咲いている。

地中海沿岸原産のボリジの花は可愛らしいのだが、皆うつむいていて花びらがよく見えないのが残念である。

数が少ないけれども小さなスノーフレーク(Leucojum aestivum)もようやく咲いた。中部ヨーロッパ原産の球根植物で、スズランズイセンという別名をもつ。