半坪ビオトープの日記


トウガラシによく似た花を咲かせ、丸い実をつけるのがフユサンゴ冬珊瑚、Solanum pseudocapsicum) 。トウガラシと同じナス科のソラヌム(ソラナム)属、和名はナス属という。
フユサンゴの別名は、タマヤナギ、タマサンゴ、リュウノタマなどがあり、英名は、Jerusalem cherry あるいは Cristmas cherry という。

地中海から中近東が原産の半耐寒性常緑低木で、明治中期に日本に渡来した。葉縁が波状で、果実は黄色から橙色になる。アルカロイドを含み有毒といわれるので、トウガラシの一種と思い食べることのないように注意したい。

斑入り葉の園芸品種も出回っていて、これはスノーサンゴという。