半坪ビオトープの日記


香辛料として有名なトウガラシ(Capsicum annuum) にも、最近は鑑賞用の品種がたくさん出回っている。属名は、ギリシア語 kapto(噛む)に由来し、舌を刺すような味にちなむ。
熱帯アメリカ原産で2000年以上前から栽培され、コロンブスによってスペインに伝えられ、日本には16世紀後半に渡来した。
この細長い矮性種は、メデューサといい、実は緑、象牙色、黄、橙、赤と混じる鑑賞用である。
野菜、香辛料、鑑賞用に分かれ、辛みのない食用は、ピーマン、パプリカと呼ばれる。

辛みのある香辛料には、鷹の爪、本鷹などがある。
この青い実は鷹の爪の若いものと思われる。

細長い園芸品種にも赤と紫が混ざるものがある。

別種のフユサンゴと紛らわしいが、実が丸い品種もある。