半坪ビオトープの日記


時間があったので日帰り温泉を探し、蓮台寺に向かう。下田駅前には黒船サスケハナ号の模型があり、観光客を出迎えている。

こちらが下田港で見かけた観光船のサスケハナ号である。

蓮台寺には和風の老舗旅館や古い造りの家並みが多く残っている。蓮台寺駅の近くに河内温泉がある。一軒宿の金谷旅館で、日本一の総檜大浴場を名乗っている。千人風呂(男性用混浴可)と万葉の湯(女性専用大浴場)および露天風呂(男女別)を揃えている。弱アルカリ性、無色透明の温泉は、江戸時代終わりの創業で130年の歴史があるという。庭もかなり年季が入っているのがわかる。

こちらは稲生沢川から西に入った蓮台寺温泉のクアハウス石橋旅館。創業130余年になる老舗旅館で、豪壮な唐破風造りの玄関は、道路から見ただけでも日本建築の粋をこらした風雅な佇まいを今に残している。

稲生沢川から蓮台寺温泉街へ曲がる角にあるのが、ガーデンスパを併せ持つ滞在型リゾート旅館である清流荘。庭にある大灯籠は、笠間産自然石を積み上げた高さ6m弱、重さ43トンの壮大さで、ギネスにも登録されている。
金谷旅館の千人風呂で下田一泊の旅を終えたが、下田の街は見所が多すぎて大忙しだった。寝姿山のロープウェイなど見残しもあったが、次にくる時はもう少し厳選した方がいいと思った。