半坪ビオトープの日記


三内丸山遺跡では、多数の建物跡のほか、土器、石器、土偶、木器、骨角器、装身具、黒曜石、栽培植物なども出土して縄文文化のイメージを大きく変えることになった。縄文時遊館には、映像で紹介する縄文シアター、土偶などの資料や縄文人の生活を再現した展示があるさんまるミュージアムなどがある。さんまるミュージアムの新展示室には、縄文ポシェットや大型板状土偶などの重要文化財503点を含む、1687点の出土品が展示されている。
これが大型板状土偶である。高さは約32cmで国内最大級である。縄文前期〜中期のもので、今から約5500年前〜4000年前のものである。亀ヶ丘遺跡の遮光器土偶が今から3000年前のものであるから、それよりかなり古いものであることがわかる。

ほかにも顔だけの土偶も数多く展示されている。

三内丸山遺跡のすぐ隣に青森県立美術館がある。中心のアレコホールにはシャガールによるバレエ「アレコ」の背景画3点が展示されている。ほかにも青森県出身の版画家・棟方志功ポップアート奈良美智の作品などが常設展示されている。

青森市内で昼食ということで、駅から2分のアウガ新鮮市場に行った。魚介海産物、青果、専門店街の87店が集まり、各種食堂もある。
一番大きな魚介専門の定食や「魚っ喰いの田」に入る。海鮮どんぶりや大間の本まぐろ鉄火丼などが食欲をそそる。

この旅最後の食事なので、ほたて・うに・いくらの三色丼、うに・まぐろの2色丼、ツボだいの焼魚を頼んだが、どれも期待通り美味しかった。

市場内を見物すると、マグロ、ホタテ、イクラ、ホッケ、珍味などの海産物がたくさん売られている。特に気を引いたのは岩がきである。
この場所で食べられます、との言葉が添えられていてうれしいものだ。