御岳山の山上にある武蔵御嶽神社は、古くより関東の霊山として信仰されてきた。
御嶽権現とも呼ばれ、厄除・延命・長寿・子孫繁栄を願う多くの人たちが参拝し、宿坊もたくさんある。
神社近くには大きな神代ケヤキがある。社伝では、日本武尊東征の昔から茂っていたといわれ、国の天然記念物に指定されている。
土産物屋や茶店を過ぎると、大鳥居の前に出る。鳥居の奥には朱塗り一層の随身門が見える。
大鳥居の左脇には痘瘡社があり、その脇にもレンゲショウマがいくつか咲いていた。
随身門をくぐると稲荷社と三柱社がある。三柱社の祭神は、大歳神・御歳神・大山咋神である。
拝殿まで続く石段を上り始めると、大きな銅鳥居がある。