半坪ビオトープの日記


御嶽山頂駅から約1時間ほどで日の出山山頂(902m)に到着した。日の出山は、青梅市西多摩郡日の出町の境界に位置する。
関東ふれあいの道が山頂を通り、関東平野、東京都心方面の眺望が良いので日の出がよく見える。そのため、初日の出を拝む名所になっているそうだ。

北方面には御嶽神社のある御岳山(929m)と奥の院(1077m)の尖峰が見える。

すぐ左奥には大岳山(1266m)がどっしりと構えている。都内から奥多摩を眺めると一番目立つ山姿である。

ここで多くの人が軽食休憩し、つるつる温泉に向かって急な坂道を下り始める。

20分ほどでクロモ岩に着き、そのあと新旧道分岐に出る。旧道は顎掛岩を通る木立の中のコース、新道は平井側源流のあと舗装道のコースとなるが、現在は森林伐採中で閉鎖されている。
ここが顎掛岩という。日本武尊蝦夷征伐の帰りに、この岩に顎を掛けて関東平野を見渡したと伝えられている。どの岩が顎掛岩かはっきりしないが、馬頭観世音が祀られている。