半坪ビオトープの日記


この風変わりな花は、イワタバコ科マツムラソウ属のマツムラソウ(Titanotrichum oldhamii) という。
沖縄の石垣、西表島、台湾、中国南部の常緑樹林内の湿った岩場に自生する、草丈15〜30cmの多年草
花期は7〜10月。花冠は黄橙色で、筒状漏斗形、内側には赤い斑紋がある。絶滅危惧�類(VU)の危急種である。

こちらのホトトギスは、キバナノツキヌキホトトギス(黄花の突抜杜鵑草、Tricyrtis perfoliata) という。宮崎県尾鈴山周辺の渓谷の崖のみに自生する固有種で、茎は50〜70cmになる。
花期は9〜10月。国内のホトトギスの約20種のうち、葉が茎を巻いている(突き抜き)のは、この種だけである。絶滅危惧�A類(CR)である。