半坪ビオトープの日記


目白庭園は、平成2年11月に公立共済組合住宅跡地を利用して、日本の伝統的な技と匠を結集して建設された新しい日本庭園である。
約860坪あり、区民が自然に接し、伝統文化を育む場として豊島区が設置したが、その運営は現在民間委託されている。
数寄屋建築の赤鳥庵前の敷石から池の左側を見やると、岩造りの中の島や舟形石でできた岬がある。

右を見やると石塔から六角浮き見堂が見える。園内にはウメ、サクラはもとより、サンシュユ、ヒュウガミズキなど約580本の植栽があって、池を囲んでぎっしりと植えられている。

中央の池にはカルガモが優雅に泳いでいて、幾種類ものトンボが群れ飛んでいる。

限られた空間ではあるが、よく工夫されていて、季節ごとの変化も楽しみに思われる。