半坪ビオトープの日記


目白庭園の近くで見かけたこの風変わりな花は、ユーフォルビア属のカラキアス(Euphorbia characias)という。地中海沿岸、ポルトガルに分布する耐寒性のある常緑多年草(亜低木)で、高さは1.2mになる。
葉の長さは10cm、花序は円柱形に多数集合し、その花姿が特徴的である。ポインセチアやショウジョウソウと同属である。

以前(6月)、カラキアスの園芸品種で’バローシルバー’(E. c. 'Burrow Silver')という、灰緑色の葉にクリーム色の斑が入る観賞価値が高い園芸品種をとりあげたが、これはその原種である。