半坪ビオトープの日記


この生島足島神社は、諏訪大社と並んで平安時代延喜式に「大社」と記されている格式ある名高い神社である。この鳥居は西鳥居である。

生島神、足島神は日本国土生成の御霊で、ご神体は本殿奥深くの二間四方の「土間」であり、天皇が皇居でいつも拝んでいる二十三柱の神様に含まれるという。西鳥居の前には大柳がある。

古代信仰を今に伝えるこの神社の拝殿は、最古の様式といわれる「大社造り(権現造り)」で、周りを池で囲まれた社殿は「池心の宮」と呼ぶ。

戦国武将の武田信玄川中島決戦の戦勝祈願をした「願文」と、信濃支配下におさめた時に武将に忠誠を誓わせた83通の起請文も重文に指定され、歌舞伎舞台の館に展示されている。
本殿には諏訪大社の祭神も祀られており、本殿に正対してこの摂社諏訪社が建てられている。

歌舞伎舞台の館には、御柱祭の神木も展示されている。