半坪ビオトープの日記


近年どこでもよく見かける、小さなヒマワリのようなこの花は、キク科のルドベキアヒルタ(Rudbeckia hirta) という。属名は、スウェーデンの植物学者ルドベックを記念してつけられた。
アメリカ原産の耐寒性1・2年草で、牧草地や草原、麦畑など至る所で見られ、北アメリカでは一般に「コーンフラワー」と呼ばれる。
花弁の色柄が変化に富み、八重咲きも含め多様な品種が出回っていて、この色模様が基本で大輪が多く、この花の径は15cmもあった。

別名は、アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)、マツカサギク(松笠菊)といい、英名は、Black-eyed-Susan という。この園芸品種は「プレーリー・サン」(Prairie Sun) という。

こちらの蛇の目咲きの花は、「カプチーノ」(Cappuccino) という。ルドベキアヒルタの花期は6〜9月と長く、こぼれ種で雑草化するように丈夫で育てやすい。

ルドベキア属の内で小輪の高性品種がこの「タカオ」(R. triloba 'Takao') で、耐寒性、耐暑性にすぐれて丈夫である。