半坪ビオトープの日記


5月〜10月と花期が特に長く、真夏の生け垣でハチやチョウがよく集まるこの花は、アベリア属のハナツクバネウツギ(Abelia ×grandiflora) という園芸品種である。属名は、イギリスの植物学者エイブルを記念するもの。和名は、花の落ちた後の萼片の形に由来する。
園芸的にアベリアといえば本種を指し、中国原産のタイワンツクバネウツギ(A. chinensis) とウニフロラ(A. uniflora) との雑種とされる。ハナゾノツクバネウツギともいう。

ピンク色のこのアベリアは、アメリカで作出された、’エドワード・ゴーチャー’(Edward Goucher) という園芸品種である。

黄覆輪の斑入り葉が美しいこの花は、’ホープレイズ’(Hopleys) という園芸品種で、近年開発されたばかりである。高さは25〜50cmほどの矮性で、グランドカバーに向く。