半坪ビオトープの日記


直径12cmもある紫紅色の球形の花は、アリウム・ギガンチウム(Allium giganteum) という。
アリウムという属名は、「匂い」の意のラテン語 alere または halium に由来するニンニクのラテン古名にちなむとも、「焼く」の意のケルト語 all に由来するなどといわれ諸説ある。
和名はネギ属で、ネギ、ニラ、ニンニク、タマネギと同属である。英名は、onion という。

ギガンチウム(giganteum) とは「巨大な」という意味である。中央アジア原産の球根(鱗茎)植物で、花茎の高さは1mにもなる。
6月上旬に開花し、堂々とした美しさから切り花にも利用される。